幻想的な日々。はまだ我の手にない。

演劇とテレビと音楽。お笑いと小説と映画。そして幻想的な日々はまだ我の手にない。 でもあなたのことを想ったり。あなたの幸せを願ったり。詩を書くのも好き。ほんとはもっと明るく楽しい人生を送りたいだけなのに。。。難しいです。男の子でも女の子でもそんな年頃なのかもしれません。

夜のピクニック

イメージ 1

 
  
ちょっとしばらく個人的に忙しくて
久しぶりの更新になるのですが・・・。

実はちょっと前にDVDで観た映画。


夜のピクニック


原作は恩田陸さん。

僕はこの原作も、恩田陸さんの作品もまだ読んだことがないのですが。

このお話。

単純に言うと、
高校生の学校行事で24時間かけて80Kmをただ歩くだけのお話。

ただ歩くだけのお話・・・。


うーん。でも
その80Kmの中で
いろんな想いが交錯して。

ただその80Kmの中で
純粋な願いを自分にかけて。


これが、いい作品なのですvv。


なんだか、ちょっとだけ
自分も高校時代に戻ったような気になって。


最近、たまに思うのだけれど
(特に夏って高校生のイベント。多いですよねぇ^^)
高校時代って
なんやかや、
なんとなく儚さを伴っていて
一瞬だけ・・・
人生のうちでほんと一瞬だけしかきらめかない
高校時代特有のキラメキがあるような気がしません??

そして、そのキラメキって
なぜだか
大人になったら二度と輝かせられなくて
それは15歳~18歳っていう
高校生特有の時代の輝きだから
大人になってから、なんとなく羨ましかったり。
懐かしがったり。
戻れない時代のことを
なぜだか やっぱり羨んでみたり。

誰もが持つ
その当時の思い出を
実際に過ごしていた時は
なぁんにも思っていなかった事柄さえも
なんとなく大切に思うのは
やっぱり
高校時代っていうのは
人の人生において
何があっても
(別に平々凡々に暮らしていても)
それはそれで
やっぱり一番大切な"時代"なんじゃないかなぁ。
なんて思ったりもするのです。


あぁ、これ。
24時間かけてただ80Kmを歩く。
ただそれだけの映画だと思ったのになぁ~。


「もう一生こんなところに座って
 こんなアングルでこの景色眺めることなんてないんだな。」



なんか青春、感じちゃって。

すっごい、いい映画だなぁ。って思いました。


恩田陸さん。
ほんとまだ、作品を全然 読んだことがないのだけれど
今度また、絶対 読んでみようと思います。



「並んで一緒に歩く。ただそれだけなのに。どうしてこんな、特別なんだろうね。」