風は初夏。
初夏の匂いを運んでる。
少しだけ左にカーブした大通り。
ビタミンCの入った清涼飲料水を飲みながら
君への街へと続く道を見下ろしている。
風は初夏。
もぅ何年分もの想いを詰めて
海からの風を胸に吸い込みながら。
季節にすると両手じゃ数え切れないぐらい。
春夏秋冬。
はる・なつ・あき・ふゆ。
それでも
君が好きだなぁ。
それでも
君が好きだと思った。
風は初夏。
初夏の微風は君の香りがする。
風は初夏。
初夏の匂いを運んでる。
君に逢える夏 …
君に逢える夏が
僕は大好きなんだ。