きまぐれな想いは
いつか奏でられる空の色
君がいないと
こんなあざやかな青にはなれなかったよ
すっとんきょうな声で
狂わせたのは 意固地だった僕の心
こぼれおちる夢のかけらは
いつもでも君のものだよ
その笑顔に連れられて
いつかくる春を待ちわびて
まるで誰もがしたためる
まったくもって ありがちな詩のようだなぁ
けれど 瞳を閉じると驚いてしまう
ほんとに ほんとに 君が浮かんでくるから
苦しいけれど 愛おしい
この大矛盾の回答を
夕立の雨の中に溶かした