幻想的な日々。はまだ我の手にない。

演劇とテレビと音楽。お笑いと小説と映画。そして幻想的な日々はまだ我の手にない。 でもあなたのことを想ったり。あなたの幸せを願ったり。詩を書くのも好き。ほんとはもっと明るく楽しい人生を送りたいだけなのに。。。難しいです。男の子でも女の子でもそんな年頃なのかもしれません。

『半沢直樹』(2013 TBS)

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「やられたら、やり返す!倍返しだ!!」 
 
 
感想は遅くなってしまいましたが、
半沢直樹』くん。
もちろん、リアルタイムで観てましたーv^○^v
 
家政婦のミタ』の時は、そうは思わなかったけど
半沢くんは、視聴率とおもしろさが比例してるというか、、、
 
確かに面白かったですよー。
久々のヒットですよね。TBSさん^^。
おめでとうございます。
よかったですねー。
 
魅力は、やっぱり原作の面白さもあるんだろうけど、
その配役を演じきった役者さんたちですよね。
 
半沢くんの堺雅人くん。
大和田常務の香川照之さん。
 
実はこの2人に、広末涼子さんが加われば、
去年観た映画の中で一番面白かった『鍵泥棒のメソッド』と
主要キャストが完全にかぶってたんですけどね。
 
やっぱり、役者さんの演技がうまいと、
また、それに加えて力(リキ)を込められると、
観ているこちらにも その緊張感が伝わってきて
ヒリヒリ、ワクワク、ドキドキ するんですよね。
 
今回は、だいぶ 役者さんのパワーが
ドラマの善し悪しに影響を与えたんだと思います。
 
もちろん、脇を固めた
片岡愛之助さん、及川光博さん、
そして、影の主役(だと思ってる)滝藤賢一さんもよかったよ。
 
 
ただねー。
全体を見て、ちょっとだけ思ったのは、
主人公の半沢くんも含め 登場人物は銀行員が多いわけだから
仕方ないといえば仕方ないのかもしれないけれど。。。
それでもやっぱり全体として、ちょっと「銀行の論理」を通しすぎなんじゃないか、と。
 
第1部のどこかで誰かが言っていたように
銀行というのは、晴れの日に傘を貸して、雨の日にそれを取り上げる。
 
私自身は実生活ではそんなに銀行と直接取引をすることはないのだけれど、
それでも直感として、その表現は言い得て妙だなぁと思うのです。
 
選民思想、激しくないか?
銀行というバックボーンがあるだけで、そこに属している自分は偉いんだ、っていう勘違いに陥ってないか?
 
現に、半沢くんが第1部で 騙し取られた融資金額を取り返そうとしたのは
自分の出向を防ぐためでしょ?
第2部はまだだいぶましになっていたけど、
老舗ホテルを建て直そうと必死になったのは、
半分は、自らの銀行の金融庁検査をパスするためでしょ?
 
その活動に、はたして 世間に満足を与えるような、
世のため人のため、社会に対して貢献するような、
そんな崇高な意識は 存在していたのでしょうか?
 
銀行がどうなろうと、正直、私は知りませんよ。
融資の回収に失敗して、1個人が飛ばされようと、
それは単に 銀行内部の話なのであって、
そんな1組織に貴重なお金が流れるのなら、
まだ 国税(税金)にお金が流れて、正しく社会福祉、公共の利益のために使用される方がましだと
個人的には思うのです。
 
黒崎さん(愛之助さん)は敵ではないですよー。
 
むしろ、自分の組織のことだけを考えている
半沢くんを含めた 銀行組織のほうが敵。
 
 
その辺がね、ちょっと個人的には納得のいかないところで。
やっぱり 実は 私自身も、あまり銀行さんは好きではないのかもしれません・・・orz
 
まぁ、その点除けば 完全に
おもしろいドラマではありました。
 
 
 
堺くん、次は 「リーガルハイ」 ですよねー。
個人的には、半沢くんの堺雅人くんより 古美門の堺雅人くんの方が好きなので。
 
「リーガルハイ」 期待してます!!≧▽≦
 
フジテレビも・・・。 ・・・ 倍返しできるかな??笑