幻想的な日々。はまだ我の手にない。

演劇とテレビと音楽。お笑いと小説と映画。そして幻想的な日々はまだ我の手にない。 でもあなたのことを想ったり。あなたの幸せを願ったり。詩を書くのも好き。ほんとはもっと明るく楽しい人生を送りたいだけなのに。。。難しいです。男の子でも女の子でもそんな年頃なのかもしれません。

『仮面山荘殺人事件』(東野圭吾)

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えっとぉ。
久々にBOOKレビュー。

それで実は僕、初めて東野圭吾さん読んだんですけどぉ・・・。


『仮面山荘殺人事件』


帯に

『容疑者召慮タ函戮吠造嵋楹淵潺好謄蝓爾侶羣
スカッとだまされてみませんか

とありまして、普段はあんまりミステリーを読まないんだけど
ちょっとやる気を出して読んでみたんだわさー。


でぇ。

正直言ってナシですね。
うぎゃぁぁぁ~!!!笑。

正直言ってナシですよぉ~。


途中まではおもしろかったのになぁ~。
(途中まで・・・ラスト20ページぐらいまで・・・><)


湖、湖畔の別荘で
3ヶ月前に婚約者を事故で亡くした主人公(?)
別荘の持ち主であるその亡くなった婚約者の両親(父親は大会社の社長)・兄・従妹
秘書・娘の友人の女性作家・従妹の婚約者気取りの男の8人が集まり
避暑を過ごしているところに、逃亡中の銀行強盗が押し入り・・・

8人は外部との接触を試みるがことごとく失敗し
緊張と緊迫が高まるなか、ついに1人が殺される。
しかし、状況から考えて殺害したのは強盗ではありえない。


そうなんです。
ここまではおもしろかったのですよ。
かなりね。
おもしろかったのです。


監禁されている状況・完全に閉ざされた空間で起きる殺人事件
しかも事故で亡くなったとされる婚約者の死が 実は事故ではなかったのではいかという疑惑までもちあがり・・・。


この緊迫感。
ほんと おもしろかったんですけどねぇ~。

トリックがね。
あんま僕、ミステリー読まないんですけどぉ。
なんかね。
昔、読んだ筒井康隆ロートレックス荘事件』に似てるんじゃないか!? と思って。
(いや、全然違うと言えば、全然違うんですけど・・・ (どっちやねん!!笑))

それでね。
読み終わった後、正直、あぁぁ。って思ったの。
いやね。正直、これは僕、1回似たようなやつ読んだから騙されないよぉ~。残念!!って。


ミステリって
やっぱ1番最初にトリックを考えた人が偉いじゃないですかぁ~。
そういう意味でもしかして?と思って
『仮面山荘~』と『ロートレックス荘~』の刊行日調べたんだけど
3ヶ月、『ロートレックス荘~』の方が早かったから。

そういう意味でももっと残念。


ほんと、『ロートレックス荘~』を読んだ時は、うわぁ~うわぁ~って僕、思ったから
こっちの方、最初に読んどけば
かなりスカッと騙されてたんでしょうけどね。

あぁぁ、残念。残念。


東野圭吾さん自体の評価はあと何冊か読んでからするとします。

人気ある人だから、おもしろい作品はおもしろいんでしょうけどね。
おススメがあったら誰か教えてくださいなぁ。


でも、次のBOOKレビューはいつになることやら・・・f^^。

あぁぁ、活字っ子になりたい!!笑。