窓の外には灰色の正午の空。
ポップに
ポップに
雫は垂れていく
それを想い出と形容するには
それはあまりにも浅はかで
それはあまりにも繊細で
僕はスクランブルされないように
交差点を斜めからのぞいている
右眼の端を鋭角に焼かれる幻
左脳にかけて論理構造に矛盾をきたした君への想い
僕はまだ君のことを想っている?
僕はまだ君の幸せを想っている?
窓の外には灰色の正午の空。
ポップに
ポップに
雫は垂れて
それを想い出と形容するには
僕らはあまりにも幼すぎたから
曖昧な色をして
不完全な虹が灰色の空に浮かぶ。
"愛してる"
それは命を懸けても君を信じる
決意。
それは・・・。
僕はまだ君の幸せを想っているのだろうか?
僕はまだ君の幸せを祈っている。
君の幸せを祈っている。