去年の秋から年末にかけて放送していたドラマ
『役者魂!』
なんとなくタイトルから演劇関係のドラマかなぁ。って思って観始めたんですが。。。
(あぁぁ。やっぱ最近はお芝居関係のことがなぜか気になるんですよね~。僕^^。)
なんか、いいドラマでしたね。
単純に。
そう。タイトルは「役者魂!」なんですが
主テーマは はっきり"家族愛"。
3歳のときに事故で両親を亡くし、これまで天涯孤独の身で生きてきた大手芸能プロダクションのマネージャー(松たか子)と
彼女が担当する、これまでずっとシェークスピアの舞台一筋に生きてきて家族を顧みなかったシェイクスピア俳優(藤田まこと)。
そこに、突然、シェイクスピア俳優の子供だと名乗る幼い2人が現れて・・・。
主人公は 幼い時から両親がいなかったため、家族というものに憧れて
そして だからこそ 家族の大切さを知っている。
たとえ血がつながっていなくても 全くの他人でも
お互いがお互いを家族と尊重しあえたら それはもうきっと立派な家族愛。
最近は家族は家族でも あんまり愛がなかったり
家族の大切さが いまいちぼやけてしまったり。
そんなこと考えながら観ていると
あぁぁ、やっぱ家族は大切にしなくちゃいけないなぁ~ってしみじみ思ったりしてしまいました。
皆さんは家族を大切にしてますか?
うーん。僕はちょっと反省しなくてはいけないかも。ですね^^。
大事にしよぅ。家族。
で、で、
そんなん言いつつ、やっぱタイトル『役者魂!』なので。
藤田まこと演じるシェイクスピア俳優がなんとなく いとおしくてですね。
寝てもさめても シェイクスピア。シェイクスピア。言ってるんですよねぇ~。
かわいい。
でもそんな彼をもってしても
『果たしてシェイクスピアは人間の業を見事に描いた稀有な作家なのか?
はたまた実は単なるメロドラマ作家なのか?それが何年やってもわからんのだよ』
って言わせてしまうシェイクスピアって??
去年、実は僕もシェイクスピアを何冊か読んでですね。
(何冊かと言っても『ロミジュリ』と『夏の夜の夢』だけですが^^)
って言っても
実は『リチャード三世』も『リア王』も『ベニスの商人』でさえも読んだことがなくて・・・。
(『ハムレット』はかろうじて昔読んだ。でも内容、忘れた(笑))
あぁぁ、ちょっとシェイクスピアもちゃんと読まなあかんなぁ。と。
いや、読まなあかん。ではなく 読みたいなぁ。と 思ったりもした そんなドラマでした。
あぁぁ、シェイクスピア 読みてぇ~。0(^0^)0
最後、出演者ですが
"若い頃は小劇場俳優で、今はプロダクションの社長"を演じてた香川照之君(←うーん。むっちゃ年上なのになぜか"君"付けで読んでしまう。失礼。)の演技がピカ一に おもしろかったですね^^。
「独立したら潰すよ」
うきゃ。
「独立したら潰すよ」
演劇人は熱い!! 羨ましいなぁ~。