幻想的な日々。はまだ我の手にない。

演劇とテレビと音楽。お笑いと小説と映画。そして幻想的な日々はまだ我の手にない。 でもあなたのことを想ったり。あなたの幸せを願ったり。詩を書くのも好き。ほんとはもっと明るく楽しい人生を送りたいだけなのに。。。難しいです。男の子でも女の子でもそんな年頃なのかもしれません。

Strawberry MiLk。

見果てぬ夢の途中駅
柔らかい陽射しの中で
桃色列車を待つ君

僕はまだ案外丈夫な心意気で
揺れる椅子に座り
その淡い恋の始まりと終わりを
一心に見届けようとした

そうだ
期待は花時計の優しい警告みたいに
君を完全に忘れ去るには 
あと幾千の夜が必要だってこと


だから その声を だから その笑みを
あなたに戸惑うから 僕は僕でいられるという

だから その腕を だから その愛を
あなたに見とれるから 僕は僕でいられるのかも


白い夜の入り口には
真っ赤な 真っ赤な ポストが立っていて
幸福に満ちた未来への
甘い 甘い 招待状が届けられている



「好きです」

そんな一声を

大切なあなたに捧げるために

「好きです」

この世に生まれたのだとしたら

それに勝る素敵なことはないでしょう



だから その声を だから その笑みを
あなたを愛するから 僕は僕でいられるという

だから その腕を だから その愛を
あなたを愛するから 僕は僕でいられるのだよ


見果てぬ夢の途中駅で
君の後姿にいつまでも見とれていた