幻想的な日々。はまだ我の手にない。

演劇とテレビと音楽。お笑いと小説と映画。そして幻想的な日々はまだ我の手にない。 でもあなたのことを想ったり。あなたの幸せを願ったり。詩を書くのも好き。ほんとはもっと明るく楽しい人生を送りたいだけなのに。。。難しいです。男の子でも女の子でもそんな年頃なのかもしれません。

フロシキ(カムカムミニキーナ)

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カムカムミニキーナの新作『フロシキ』を観に行きましたぁ~。
『越前牛乳』から約半年ぶり。それはそれは期待大・大で。笑。

正直な感想は。。。
ちょっと間延びした感じかなぁ。
19時開演で途中休憩を合わせて終わったのが22時ぐらい。
ちょっと疲れた。

まぁ、それはね、
『越前牛乳』がかなり「笑わせてなんぼ!!」の内容だったのに対して
少しお笑い系のベクトルは抑えて
(って言っても、前半の松村さんと八嶋君の掛け合いはさすが!!なんだけどね。)
最後はストーリー性を持たせていったからなのだろうか。

松村さん・八嶋君の台詞回しは抜群にうまいし
山崎樹範君・藤田記子さん(プリタさん?)も
かなりの熱演だ。
でもさすがにねぇ。
2時間半ぐらいでコンパクトにした方がよかったかなぁと思う。
2時間半ぐらいでよかったなぁ と思った。

終演直後は。。。

帰りの電車でパンフの松村さんのインタビューを読んだら
その感想が少し変わる。

そうなんだ。
終演直後は このシーン意味あるの?って思ってたシーンにも
実は 作者(松村さん)の意図が含まれている。
なんかもぅ ただ はちゃめちゃな物語だと思ってた所も
史実にインスパイアされていたりする。

その。。。つまり。。。 
奥が深いです!!このお芝居。
お笑いというオブラートにつつんでいるため わかりずらいけど
おのおの 各シーン。
そこに哲学があるのか?って尋ねたら
きっとそこに哲学はあると思う。

これはちょっと 正直すごいこと。
これはちょっと 正直 目から鱗

そういう意味でですね。
このお芝居。
もしかすると 後で松村さんインタビューをパンフで読むために
観劇されても全然損ではないと思う。
ってゆーか 多分あり!?

ぜひぜひ 皆さんも機会があったら
カムカムミニキーナ観劇してくれたらいいなぁと思います。

それではぁ。

2006年5月13日 IMPホール