幻想的な日々。はまだ我の手にない。

演劇とテレビと音楽。お笑いと小説と映画。そして幻想的な日々はまだ我の手にない。 でもあなたのことを想ったり。あなたの幸せを願ったり。詩を書くのも好き。ほんとはもっと明るく楽しい人生を送りたいだけなのに。。。難しいです。男の子でも女の子でもそんな年頃なのかもしれません。

『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』(2017 フジテレビ)

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民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~

去年の10-12月期の月9作品ですね。

出演者:
古田新太さん、前田敦子さん、トレエンの斎藤さん、千葉雄大くん、余貴美子さん、渡辺いっけいさん などで
キャストは好みの人が多かったので
自分的には、楽しみに観てみましたー!!

ドラマの展開も
前半は、意外と好みの展開で楽しんで観れたけど、
後半、確実に失速したねT^T。

普通の主婦が、議員報酬目当てに市議会議員になって
しかし、世の中をよくしていくことに目覚める。って内容ですけど
月9で政治ネタは、やっぱり厳しかったw。

結局、政治家同士の足の引っ張り合いになり、
「全員が幸せな世の中」という理想論を掲げるだけの展開になり、
最後は何ですか?
政治への無関心こそが民衆の敵だ!っていうメッセージですか?

むずい。むずい。

キャストがよかっただけに、ちょっと残念な脚本と演出でした。

木村拓哉の『CHANGE』の時もそうだったけど、
民放の普通の枠で、政治ドラマを放送しても、
絶対的な主張は出来ないわけだから(だって政治の善悪の判断なんて人それぞれなんだから)、
最終、政治に興味を持ちましょう。ぐらいの主張しか作品としては出来ないわけで。

でも、それって、もう散々、言ってきてますしね。

選挙行っても、世の中変えられるわけではないし・・・って言う人に対しては、
選挙に行かない人は、政治に対して批判することは出来ない。(絶対的服従をせよ)。ってことだけを
教えてあげればいい。

って意味では、
政治ドラマは、理想論を掲げるよりかは、
救いのない、酷い内容のドラマの方が、もしかしたら心に刺さるのかもしれないなぁ~
と、思ったりもしたのです。

まぁ、このキャストで、救いのない内容はあんまり観たくないですけどねw


キャストがよかっただけに、ほんと内容が...残念><。
次回作に期待します!!

かしこ。