祈りに近くてとめどなく
君と繋がっていたいと思ったんだよ
雑踏の中
佇む君をみた
言葉を
丁寧に丁寧に紡いでいく夜空
流れ星
並んでぼけーっと見上げながら
いつか僕らは言葉の無い世界にいって
僕とか君とかお互いを呼びあわなくても
心は心でなくなって
包まれる
なにものでもない何かに
暖かい
なにものでもない何かに
愛は愛でもなくなって
包まれる
僕でもない
君でもない
祈りに近くてとめどなく
君と繋がっていたいと思ったんだよ
夜空
言葉がなくなったあと
星が流れていった
そこに残ったのは
呼び名の無い清らかな心
祈り
君も
僕も