君と会える日が
期限付きの 反重力装置なのだとしたら
いっそのこと
時なんて止まってしまえばいいのになと思う
全ての哀しみが
時が進むことにあるのだとしたら
成長なんてしなくていいから
永遠にこの時をループしたいと思うのだから
君がいるこの時を
君がいるこの時代を
いつまでも冷凍保存したくて
僕は冷凍庫を開けてみた
アイスクリームが2つ転がっていて
抹茶アイスと苺のアイス
僕は苺のアイスを取り出した
全ての思いやりが
時が進むことにあるのだとしたら
思いやりを全部捨てても
君とずっと会っていたいと思うのだから
成長なんてしなくていいから
永遠にこの時をループして
明日、君に会う
多分 それで 僕らはさよならする
君がいたこの時に
君がいたこの時代に