幻想的な日々。はまだ我の手にない。

演劇とテレビと音楽。お笑いと小説と映画。そして幻想的な日々はまだ我の手にない。 でもあなたのことを想ったり。あなたの幸せを願ったり。詩を書くのも好き。ほんとはもっと明るく楽しい人生を送りたいだけなのに。。。難しいです。男の子でも女の子でもそんな年頃なのかもしれません。

『真田丸』(2016 NHK)

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今年も 早いもので、4月の半ばになってしまいましたf^^。
ってことで、いい加減、去年の大河ドラマについても一言書いておこうかとw


一昨年の大河ドラマ『花燃ゆ』は、残念ながら途中で挫折してしまったので
個人的に、2年ぶりの大河。

いやぁー、面白かったね。
やっぱ、大河は面白いネ。
三谷さんの脚本もよかったのかな?^^

真田幸村(物語中では信繁)って言えば、
最後、大坂の陣で、家康に突っ込んで 命を落とす
悲劇的な最期を知ってるからかな。
最後、負け側になるってことを知ってるから、
こちらは、悲劇だと思って観てたんだけど・・・。

物語の中の信繁は、
ほんともう終盤になるまで、その素振りをみせず、
あくまで、勝つ方法を模索して、大坂方を引っ張っていて。

「負ける気がしないんです!」

そう言い切った信繁の言葉は多分、本心なんだろう。

だからなのか、
最終回1回前の「前夜」で、負けを覚悟したような言葉を漏らした時、
それを悟ったのはいつなんだろう。という思いが心に去来した。

命を懸けて戦場に散る「前夜」。
やっぱり、この物語は儚い物語だったんだろうか。


1年を通じた前半は、完全に草刈正雄さん演じる昌幸の物語。
(正直、草刈正雄さんがこんなに演技が上手いなんて知らなかった。この作品1番の衝撃です(笑))。

大阪編は、秀吉(小日向文世さん)の物語。

そして、終盤:大坂の陣編になって、やっと信繁が表舞台に登場し・・・
と思ったら、(堺雅人くんがどこかのインタビューでも答えていたように、やっと、表舞台に登場したと思ったら)、
やっぱり役目は、方向性がバラバラな大坂方武将の調整役。
全然、かっこよくはなかったけれど、
でも、これ以上ないほどのかっこよさが信繁にはあったような気がします。


とにかく、なんだか儚くて、
とにかく、なんだか華々しくて、
観てる人の心を揺さぶるような・・・
やっぱ、三谷さんの脚本もよかったのかな?^^

ってことで、1年放送の物語なので
感想も全然まとまんないですけど、特に印象に残ったシーンを2つ。

1つ目は、
信繁が茶々と初めて出会ったときに茶々が口にした言葉。
このセリフのせいで、物語の奥底に儚さが流れ、それがいい意味でこの作品を傑作にした。

「私と源次郎は不思議な糸で結ばれているような気がするのです。
離れ離れになっても、あなたはいつかまた戻ってくる。そして私たちは同じ日に死ぬの。」


そして、2つ目は
大坂の陣編で、真田丸を築城した回の演出。
出来た出城の名前を聞く内記に対する、信繁の言葉。

「決まってるだろう、真田丸よ。」

この言葉に続いて、オープニングテーマがエンディングに流れる。

めちゃめちゃ、かっこいい!!
正直、ドラマの演出で鳥肌が立ったのは、この作品が自分史上初でした。
この回を観るだけでも、真田丸を観る価値はあったと思います。


その他、言いたいことはいっぱいあるけれど、
きりがないので、この辺で。

とにかく、『真田丸』はこれまで観てきた大河ドラマの中でも1、2を争う傑作。
今まで、個人的には大河ドラマの一番は 『龍馬伝』 って答えてきたけど、
多分 これからは 当分の間、『真田丸』 になろうかと思います。

まぁ、それほどの秀作。
自分は観て、ほんとに良かったと思います!!

傑作ですね^^


「大事なのは誰かがあなたを求めていると言うこと」

「望みを捨てなかった者にのみ、道は拓けるのです!!」


好きな作品の感想って、やっぱりうまく書けないから、やだーT^T
もっと自分に文才があればなぁーwww