幻想的な日々。はまだ我の手にない。

演劇とテレビと音楽。お笑いと小説と映画。そして幻想的な日々はまだ我の手にない。 でもあなたのことを想ったり。あなたの幸せを願ったり。詩を書くのも好き。ほんとはもっと明るく楽しい人生を送りたいだけなのに。。。難しいです。男の子でも女の子でもそんな年頃なのかもしれません。

『IQ246~華麗なる事件簿~』(2016 TBS)

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昨年(2016年)10-12月期のTBS「日曜劇場」枠で放送されたドラマ作品。

主演 : 織田裕二
その他出演 : ディーン・フジオカ、土屋太鳳、中谷美紀寺島進真飛聖 など

IQ246の天才的頭脳を持つ貴族の末裔が
様々な難事件を解決する倒叙形式のミステリー。


ってことで、
キャストだけ見れば、ものすごく豪華なメンバーなんだけどなぁー。。。

正直、脚本があんまり書けてないなぁ~という印象。
なんか、めっちゃもったいなかったです。

はい。正直、めっちゃ もったいない。

中谷美紀さんの序盤のキャラクターは、あれであれでよかったと思うんだよ。
土屋太鳳さんのコメディアンヌぶりも、かなりいい味出していたんですよ。

でもでもでも。ですよ。
倒叙型ミステリーで、これだけ脚本が書けてないと
消化不良もいいところ。

なんのためにタイトルに"IQ246"と付けたのか?
これって、"IQ246"じゃないと解けない事件?
ど、どこで、"IQ246"の天才的頭脳を発揮した?

期待はもっと、天才的頭脳をFull発揮する頭脳戦での事件解決だったのですが
その場面は全くなくて、
これではただの事件オタクでも解決できんじゃないかと思うような事件ばかり。

敵役マリア・Tの天才的頭脳"IQ300"も、ただただ盗撮だけに使用されて、
その他、ストーリーの内容も、ツッコミどころ満載のご都合のいいものばかり。


あぁー、もったいない。もったいない。もったいない。
このストーリー、醜悪至極なり。

って、主人公の決め台詞をもじったイヤミも書きたくなるぐらいの出来でした。

ま、そんなん言いつつ、最後まで観たんですけどねw

土屋太鳳ちゃんと中谷美紀さんだけ観とけばいい作品なのかもしれません。
(女性の方だと、ディーン・フジオカくんもですかね^^)

ミステリー書くなら、もう少し練ってから作品にしましょう。
以上 1視聴者からの提言でしたw

かしこ。


「美しいわ。やはり死こそ孤高の美。」