幻想的な日々。はまだ我の手にない。

演劇とテレビと音楽。お笑いと小説と映画。そして幻想的な日々はまだ我の手にない。 でもあなたのことを想ったり。あなたの幸せを願ったり。詩を書くのも好き。ほんとはもっと明るく楽しい人生を送りたいだけなのに。。。難しいです。男の子でも女の子でもそんな年頃なのかもしれません。

マエストロ!

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今日はもう一つ。
邦画の 「エストロ!」。

余談ですが、こうして映画の感想を立て続けに投稿するのは
今週、実はちょっとした長旅をしていたから^^。
(その様子は、書けたらまた書きますが、)
その長旅の飛行機内で時間を持て余して、
立て続けに映画を観たってわけ。

でー、今回書くのは
上にも書いた邦画の「マエストロ!」ですが、
こちらは「アメリカン・スナイパー」とは違って、
軽妙だけど、心には残る作品になっていました。

お話は、経営難で潰れた名門オーケストラ楽団の再結成をめぐり、
その舞台裏で繰り広げられる若きバイオリニストと謎の中年指揮者の真剣勝負を、
松坂桃李西田敏行の初共演で描くというもの。

(映画紹介サイトストーリー)
不況のあおりを受けて解散した名門オーケストラに、再結成の話が持ち上がる。
しかし、練習場は廃工場で、集まったのは再就職先も決まらずにいた「負け組」楽団員たちばかり。
再結成を企画した張本人である謎の指揮者・天道は、指揮棒の代わりに大工道具を振り回す始末で、団員たちは不安を募らせるが、次第に天道の指揮に引き込まれていく。
しかし、バイオリニストの香坂だけは、天道の隠された過去を知ってしまい、反発を強めていく。


いやー、面白かったですよー。
松坂桃李くんはなんかこういう真面目な役が、すごく役にはまってるし、
西田敏行さんは、もう、何演じさせても、ほんと素晴らしいですね。

若干、ストーリーが巻き気味に進んでいるのが
少しだけ気になりましたが
おそらくそれは、ラスト近くのオーケストラ部分を長めに時間配分したかったため?と考えると
全くマイナスポイントになりません!

松坂桃李くん演じる香坂の父親と、
西田さん演じる天道のエピソードなんかも含まれて
お話自体はすごくうまくできていたと思います。

で、何といってもオーケストラ部分ですね♪v^○^v。
まぁ、そこでも西田さんの演技は素晴らしいw
それと、やっぱりベートーヴェンの「運命」とシューベルトの「未完成交響曲」を選定するという
王道路線ですよね。
その音だけ聞いてても、この映画を観た価値はあるのかも。と思いました。

miwaが、天道にスカウトされたアマチュアフルート奏者:橘あまね役で出演してますが
声と関西弁が可愛くて、普通に女優でもいけてました♪☆

飛行機で観る映画も久々だったけどいいものですね。
旅の思い出とともに心に残る作品でした。


「この世で一番美しいものは音楽でしょ?」

「知ってる?音のない音の話」

「あなたの棒です。マエストロ。」