幻想的な日々。はまだ我の手にない。

演劇とテレビと音楽。お笑いと小説と映画。そして幻想的な日々はまだ我の手にない。 でもあなたのことを想ったり。あなたの幸せを願ったり。詩を書くのも好き。ほんとはもっと明るく楽しい人生を送りたいだけなのに。。。難しいです。男の子でも女の子でもそんな年頃なのかもしれません。

『狩猟雪姫』(2014 関西テレビ)

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平成26年度 文化庁芸術祭参加作品 です!
 
平成26年=2014年だけど
ちょっとビデオに残しておいたものを
ようやく観てみました。
 
『狩猟雪姫』
 
なんか、さすが芸術祭参加作品だけあって
意義あるドラマだなぁ~。と思いました。
 
"予算"が。じゃないよ。
完全に"内容"が。
 
グルメライターからとあることがきっかけに猟師を目指すことになった若い女性。
「食べることは生き物の命をいただくこと。そのことと真剣に向き合いたい」と狩猟の免許を取得し、
突然、仙台から丹波に移り住んだ彼女を
駆りたてたある思いとは?
 
主人公の雪を演じるのは、小島藤子さん。
丹波で再会する、姉の元恋人役に駿河太郎さん。
妹が心配になって、香港から帰国する姉役に栗山千明さん。
 
一発で仕留めないと狙った動物を苦しませることになるからと、
あくまで一発で仕留めることにこだわる雪。
動物を撃つなんてかわいそう。ではないんだよ。
一発で仕留めないとかわいそう。
つまりは、撃って命を頂いて、
それを喰らって、命の有難みに感謝する。
 
自給自足の生活。
 
その単純には割り切れないところに
作品の深みがあって、
普通の そんじょそこらに転がっている幾多の作品とは
一味違う輝きを放っていたように思います。
 
 
「サークルオブライフ」
 
「やっぱり言葉にしようとすると嘘になる。
真実とは違う、もどかしさに包まれてしまう。」
 
「この命のためにどれだけの命が必要だったのか、それがわかるから。」
 
 
生きるってなんなんでしょうね。
命って何?
 
そんなことに想いを馳せれる、
いい作品だったと思います。
 
役者さんもよかったです^○^