幻想的な日々。はまだ我の手にない。

演劇とテレビと音楽。お笑いと小説と映画。そして幻想的な日々はまだ我の手にない。 でもあなたのことを想ったり。あなたの幸せを願ったり。詩を書くのも好き。ほんとはもっと明るく楽しい人生を送りたいだけなのに。。。難しいです。男の子でも女の子でもそんな年頃なのかもしれません。

『運命の人』(2012 TBS)

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一言、言えることは、
やっぱ、山崎豊子さん原作の作品はおもしろいなー。
ということです。
 
多分に漏れず、この冬にTBSで放送していた「運命の人」も
欠かさず 全部 観てました。
 
沖縄返還密約事件 ― 外務省機密漏洩事件(西山事件) ― を基にしたフィクション。
 
正直、言うと 元の事件 知らないんです(だって、まだ生まれてないものw。)
そして さらに言うと、
主人公の新聞記者:弓成の まるで 新聞記者は何よりも尊いかのような
発言、態度には共感が出来ず、
また、もう一人の被告、外務省事務官の三木昭子が
なぜ そこまで弓成に対して 徹底抗戦の態度を覆さないのか が
いまいち 納得できなかったんです。
 
ただ、迫力に押された(笑)。
 
原作も読んでいなかったので、物語の展開がどうなるのかも知れず^^
序盤の展開で、きっとこれは沖縄返還に関する密約について
国家的、歴史的史観にたった 大それたストーリーなのだ!!と思っていたのですが、
ほんとのストーリーはそうではなくて、
弓成記者とその妻と機密漏洩をした外務省事務官:三木昭子の愛憎劇になっていくという・・・・
 
よくよく考えたら、主題、何?みたいな作品なんですが ≧▽≦
それでも 迫力に押されて 毎週欠かさず 観てしまうということは
やっぱ、それなりに 作品にパワーがあった証拠なのではないでしょうか?
とってつけたかのような最終回 ― 沖縄編の主張は確かに胸にくるものがありましたが
あくまで最終回1回だけの主張であって、
この回の主張が作品全体の主張であると言われれば、それはちょっと強引かなぁ~と思ってしまうのです。
 
ってことで、 山崎豊子さんの作品は ― 前の『華麗なる一族』もそうだったけれど ― 、
いい意味で あまり深くものを考えないで、
その作品のもつパワーに圧倒されながら
のめりこむように 鑑賞すれば ほんと おもしろい!!
 
この作品もおもしろかったよ。
 
 
なんか文章的に、ちょっと否定的っぽい感想になってしまいましたが・・・w(゚○゚)w、
それは 文才がなかっただけのこと。
気持ち的には 絶賛で ・・・・・・  伝わったかな?笑 
 
太字で書いたところが、本音で伝えたかった唯一のことなので^^
興味もった方はぜひぜひ。
 
やっぱ、山崎豊子さん原作の作品はおもしろい!!
機会(と時間)があれば、原作の方もぜひぜひ読んでみたいと思います!!
 
ほんと、おもしろいのになぁー・・・f^^。
 
 
「未来はまだ変えられると信じている。」