幻想的な日々。はまだ我の手にない。

演劇とテレビと音楽。お笑いと小説と映画。そして幻想的な日々はまだ我の手にない。 でもあなたのことを想ったり。あなたの幸せを願ったり。詩を書くのも好き。ほんとはもっと明るく楽しい人生を送りたいだけなのに。。。難しいです。男の子でも女の子でもそんな年頃なのかもしれません。

さや侍

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松ちゃんも 人の親になると、こんな作品を撮れるんだぁ~。
と単純に思ったよ。
 
ダウンタウン松ちゃんの第3作目の監督作品。
第1作「大日本人」も 前作「しんぼる」も 劇場で鑑賞したけれど、
今度の作品「さや侍」が、
松本人志監督作品の まぁ、代表作になると言っても過言ではないんではないでしょうか。
 
それほどまで、
正直、出来がよかったと思います。
 
一気に観れたもん。
笑いがあって、おもしろくて、
慈悲と慈愛に溢れてて。
 
これは、「大日本人」にも「しんぼる」にもない感覚ですよね。
 
 
まぁ、初めは、素人のおじさんを主役に抜擢したということで、
あぁぁ、またまたぁ~。とか思ってた私ですが
それが全然。
普通に役者然とした撮り方が出来ていて、
また、素人のあるはずの野見さんの顔つきも
むしろ大御所役者さん?? って思うような顔つきに変わってきて。
 
それも ちょっと驚きでした。
 
 
前作までは、
松ちゃん自身が主演だったので、
映画! というよりは コント? みたいな観方をこちらもしてしまったきらいもあるのだけれど、
今作のような 松ちゃん自身ではない他の誰かを撮る映像作品ってなると、
これはもぅ、偉大な監督の偉大な1つの足跡(むしろ第一歩)になりうるんじゃない?? と
心から ちょっと本気に 思っちゃったわけでもあります。
 
よかったよー。まじで。
 
お笑い芸人の大御所が撮った映像作品と言うよりは
偉大な監督になり得る新鋭映画監督が撮った作品として。
 
絶対、これは観ても損はない作品なんだと思います。
 
 
いやぁ~、かえすがえすも
松ちゃんも 人の親になると、こんな作品を撮るんですね。
 
すんごい。
やっぱ、人の親となるということは、偉大なことなんだなぁ~。
たは。最後の最後に書いたけど、
実はこれが この作品を観て、一番心に感じた感想で・・・。てへ。☆^○^☆
 
 
「父上はそれでもお侍ですか!」
 
「父は侍です。父への無礼は許しません!」