風のマントは気まぐれだ。
そんなこと、
君は言ってなかったっけなぁ。
眠りにつきたいんだ。
悲しい噂は聞きたくないから。
全回転のホイールに
巻きつかれたぐちゃぐちゃな想い
いつの誰のもの?
切り裂くような君の表現が
ナイフを詩に
詩をナイフに
だから、どんどん心は導かれて
だから、どんどん胸は焦がれて
夏の日が来たら
冷たいアイスみたいな
ひんやりとした声を
ほんと、君と一緒に眺めてみるんだ。
だから、今日は
だからこそ、今日は
君を想って
眠りにつきたい。
君を想って
眠りにつきたい。
夜更け過ぎのとまどいの詩。
風のマントは気まぐれだ。