幻想的な日々。はまだ我の手にない。

演劇とテレビと音楽。お笑いと小説と映画。そして幻想的な日々はまだ我の手にない。 でもあなたのことを想ったり。あなたの幸せを願ったり。詩を書くのも好き。ほんとはもっと明るく楽しい人生を送りたいだけなのに。。。難しいです。男の子でも女の子でもそんな年頃なのかもしれません。

『大東亜戦争の実相』(瀬島龍三)

 
イメージ 1
 
 
 
 
大東亜戦争の実相』 瀬島龍三
 
 
ほんと久々に読んだ本は、
大東亜戦争についてのノンフィクション、記録の本でした。
 
もぅ、このblogでは結構書いてきたように、
数年前のC.イーストウッド監督 『硫黄島』 シリーズをみて以来
自分自身、結構な数の太平洋戦争関係の作品に触れてきたんです。
 
その理由は?
 
それも、もぅ 実はここに何度も書いてきたように、
自分自身に、先の悲しい戦争に対しての、絶対的な知識が不足していたから。
 
戦争は悲しい。戦争は悪だ。
そういうことは教わった。
だから、戦争をした日本は悪い国だった。
日本は悪。過ちを犯したのだ。
 
いや、だからぁー、それだけではなく・・・
その原因を教えてよ。その背景を教えてよ。
だってねぇー、戦争は正しい!どんどん戦争を仕掛けましょう。なーんてこと、
当時の日本人だって、きっとそんな考えではなかったはずだから。
 
でも、戦争は起きてしまった。
 
なんで? なぜ?
 
実はねー、
やっぱり、その原因を、背景を、きちんと押さえておいておかないと
二度と同じ過ちを繰り返すな!!なんてことは言えないんじゃないかと思ってね。
 
あんまり、学校じゃ教えてくれなかったから。
 
ってことで、ここ数年続いた
自分の中の太平洋戦争への反省 ― 反省って言うと変だけど・・・やっぱりここでは"反省"ですね。― の
総決算として・・・
最近、NHKで放送していたNHKスペシャル「日本人はなぜ戦争へと向かったのか」とあわせて
しみじみと考えに耽っていたのです。
 
一部は、軍部が暴走してしまった。
でも基本的には、「自在自衛の受動戦争」だった。
 
アメリカとの戦争は、陸軍も海軍も、政府も ほんとは避けたがっていた。
日本は、アメリカは戦争を仕掛けてこないと、楽観的に考えすぎていた。
読みが甘かった。
 
もしアメリカが戦争を避けようと考えていれば、
日米ともに避けられる戦争だった。
 
日本は開戦ぎりぎりまで、戦争回避の道を模索していた。
事実、勝てるはずのない戦争。そんなことは百も承知だ。
 
アメリカは聞く耳を持たなかった。
正直、個人的見解では、アメリカ側から仕掛けてきた戦争みたいだ。
 
時代、国際情勢、世界の動向、
いかんせん あの時代の国際情勢の中では、
日本という国は、資源と国力が小さすぎた。
 
だからといって、別に先の太平洋戦争を肯定しようというわけじゃない。
 
なんだか、ちょっと悲しくて。なんだか、ちょっと痛ましくて。
 
だから、正直、さらに個人的な意見を言えば、
一部の軍部の暴走のために
「日本という国、全てが悪!!」って決め付けるのは、
実はちょっと違うんじゃないかな、なんて思ったりするのです。
 
アメリカは、大量破壊兵器で日本という国を無差別攻撃したんだよ。
 
日本は悪。アメリカは正義。
それは やっぱり どうみても正しくない。
 
申し訳はないけれど、はっきりここで言っちゃうと、
戦争をした国は、やっぱり両方ともが完全な悪だ。
 
日本の教育が悪かったのかもしれない。
でも、あの時代の世界の中で、それが完全に誤りであったと言うことが出来ますか?
 
 
僕は、まだまだ勉強を続けていくと思います。
 
平和な世界になりますように。
戦争のない世界。 やっぱり、それが人類の目指すべき未来なんだと今日も思ったりするのです。
 
 
 
まぁ、でも ちょっとはペース(戦争関係の作品に触れるペース)を落としていこうかと思います。 
やっぱ、楽しい作品も いっぱい触れておきたいですもんネ。
楽しい作品に触れて、HAPPYな気分になりえたら♪☆
そうした未来も明るくて、いい世界だと思うのだから・・・。   かしこ。 v^○^v