幻想的な日々。はまだ我の手にない。

演劇とテレビと音楽。お笑いと小説と映画。そして幻想的な日々はまだ我の手にない。 でもあなたのことを想ったり。あなたの幸せを願ったり。詩を書くのも好き。ほんとはもっと明るく楽しい人生を送りたいだけなのに。。。難しいです。男の子でも女の子でもそんな年頃なのかもしれません。

『鬼太郎が見た玉砕~水木しげるの戦争~』(2007 NHK)

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もう季節は11月になってはしまいましたが
この夏も 終戦記念日の前後で
先の太平洋戦争に関するいろいろな番組をみた。
 
今までにこのBlogでも 何度か書いているけれど
やっぱり 自分自身としては
まぁまぁの年齢になった割には
この戦争に対する知識が多分、絶対的に足りない。
 
なんか、これではいけないんじゃないかなぁー。
とか思いつつ。
だから、せめて 終戦記念日前後で放送される
太平洋戦争に関する番組は
出来るだけちゃんと視聴して、
平和とは? 戦争とは? ということを
折に触れ、なんとか考えるきっかけをつくれないかと
自分自身では思うのです。
 
 
想像が出来ないのですよ。
 
現状、戦後も何十年もしてから生まれてきた僕は。
 
まだ、現存していはる実際に戦地に赴いた先人の方たちに。
 
口で言うのは簡単だけど
実際の戦争の現場なんて、それこそ地獄で。
 
そして、運よく生きて帰れたとしても
その後の人生の中でも、地獄の記憶は死ぬまでついて回っていくんだろうと。
 
その苦しさは
正直、僕ら 戦争を体験していない年代の人には
想像を絶する。
 
もしかすると、
簡単には、わかるとは言ってはいけないのかもしれない。
 
戦争をリアルに体験する人生と
リアルには体験しない人生。
 
戦争というある時点だけの記憶だけではなく
その後の人生も含めて 想像すること。
 
そうすればそうするほど、
やっぱり 心には"怖さ"が芽生える。
 
そして世の中には、その"怖さ"を抱えながら
人生を送らざるを得なくなった方々もいる。
 
 
地獄の記憶に関しては、
僕らには想像を絶しすぎていて、
ほんとは完璧には想像は出来ないのかもしれない。
 
でも、それでも きちんと事実・現象を整理して
美談だけではない真実を、
想像することが必要なんじゃないかと思うのです。
 
 
この夏に放送されて(再放送らいしいですけど・・・f^^)
ビデオに録って 最近チェックした戦争ドラマ。
 
『鬼太郎が見た玉砕~水木しげるの戦争~』
 
ラバウルの「総員、玉砕」の真実。
 
戦争と平和について。
少しだけでも 思いをめぐらせる助けになれば。
 
 
「愚かしい国だった、愚かしい時代だったんじゃよ」