幻想的な日々。はまだ我の手にない。

演劇とテレビと音楽。お笑いと小説と映画。そして幻想的な日々はまだ我の手にない。 でもあなたのことを想ったり。あなたの幸せを願ったり。詩を書くのも好き。ほんとはもっと明るく楽しい人生を送りたいだけなのに。。。難しいです。男の子でも女の子でもそんな年頃なのかもしれません。

『魔球』(東野圭吾)

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ちょっと正直に・・・。
去年の夏から、しばらく小説読書からはだいぶ離れてしまっていて・・・。
 
お仕事忙しかったり、
気持ち的に余裕がないと、
あんまり読書って進まないものなんだなー。と。
 
まぁ、でもあんまり活字から離れすぎるのも
自分としては "是"とはしないので、
ちょうど1年前に最後に読んだ東野圭吾さんで、
久しぶりに小説読書も再開してみようかと・・・
まぁ、この先、どれくらいのペースで小説を読めるのか、
スケジュール的に、ちょっとわからないんですけどねw(゚○゚)w
 
 
ってことで、今回、読んだ作品が 『魔球』 。
 
東野圭吾さんの初期の作品で
高校野球の球児を登場人物とした青春推理小説らしいんですが・・・。
 
 
よかったです。
 
殺人事件を題材にした推理小説
"よかった"という感想は
あまり 適してないかとも思うのですが、
今まで 個人的感想として
東野圭吾作品に関して、"あうもの"と"あわないもの"があり、
"あわないもの"に関しては、
東野圭吾さんに 人物を描く力量がないのでは?
みたいな感想をよく書いていたのですが
(去年、読んだ 『変身』 の感想がまさにそれ。)
この作品は、ちょっとねぇ~。
 
天才投手として、甲子園を沸かせ、
後に、その右腕を切断された形で死体となって発見される
須田武志。
 
彼の生き様を全編を通して考えてみると
やはり ちょっと 物悲しくて、
やはり ちょっと 同情的にならざるを得ないのです。
(もちろん、その弟、須田勇樹、その母、志摩子、その他の登場人物たちにも。)
 
うん。 これは 個人的に
東野圭吾さんの"あう"方の作品。
 
初期の作品(もしかすると初期の作品なんだからでしょうか?)なのに
この人物の造形、描写は やっぱり ちょっと 素晴らしい。 と。
 
否定的ではない作者の愛が
そこには含まれているような気がして
ほんとはあまり好きではない
殺人事件を題材にした推理小説にも関わらず
なにか胸に感じるものがあったのです!!
 
もちろん、
最後の甲子園で投げられた魔球。
女房役の捕手:北岡明君の殺害事件。
天才投手:須田武志君の殺害事件。
加えて、
何も関わりがなさそうな企業への爆破未遂事件。
その社長への脅迫・誘拐事件など、
いろいろな事件が密接に絡み合って 1つの物語として成立させる作者の手腕にも
素晴らしいなぁ~という感じは受けたりはしたのですが。
 
でも、やっぱり、見所は
須田武志君の想いですかね。
 
 
何作か読んだ東野作品の中でも
個人的には かなり好きな方の1作。
 
これは 読んでも損ではない作品だと思います。
 
 
「須田とバッテリーを組む 感無量」
 
「残念ながら一回戦敗退 そして魔球を見た」
 
 
また 小説も ぼちぼち 読んでいきたいものですね。 ☆^○^☆