幻想的な日々。はまだ我の手にない。

演劇とテレビと音楽。お笑いと小説と映画。そして幻想的な日々はまだ我の手にない。 でもあなたのことを想ったり。あなたの幸せを願ったり。詩を書くのも好き。ほんとはもっと明るく楽しい人生を送りたいだけなのに。。。難しいです。男の子でも女の子でもそんな年頃なのかもしれません。

ゴールデンスランバー

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「ポールは・・・、バラバラになった皆をさ、もう一度つなぎ合わせたかったんだよ。」


ほんとはねー。
小説として人気のある作品は
たとえ映像化されても、
まずは小説読んで
それから映像の方を観ようとは思ってるの。

だから、
この伊坂幸太郎くんの作品も
本屋大賞だったのも知ってるし
周りでとても評判がよかったのも知ってるし
いつかどこかで原作を読んでから、
それから映像を観ようとは思ってたんだけど。

ここのところ、ちょっと
時間的にも精神的にも
がつっと活字を読むほうに時間をかける余裕がなくて・・・

観ちゃった。

なにか映画を観ようということになって。

その中でやっぱり群を抜いて
観てみようと思う作品がこれだったから。

そして、それに加え
原作を読むのを(読めるのを)待ってたら
いつになっても観れないような気もしたから・・・f^^



ゴールデン・スランバー

黄金のまどろみ?

ビートルズの名曲で。


そっかぁー。
この作品はビートルズの楽曲をモチーフにしてるんだぁー。
って知ったのは
映画が始まる前だったか
始まってからの事だったか。


伊坂くんの作品は結局まだ1作目の『オーデュボン~』しか読んでないから
なんとなく雰囲気が大好きな春樹さんに似てるなぁ~っていうことぐらいと、
以前、映画館に映画を観に行った時に、『アヒルと鴨の~』のプロモーションが流れてて
そこではBGMがボブ・ディラン♪風に吹かれて だったので、
まさか、この作品がビートルズの楽曲がタイトルになってるなんて思いもしなかった。
(ちょっとビートルズについては、曲は知ってても、曲名についてはとても疎いもので・・・f^^)


♪ Golden slumbers fill your eyes

音楽を担当する斉藤和義君の歌うゴールデン・スランバーと
劇中の i-Pod から流れるビートルズのメロディー。

なんかねー。
なんかそれだけを聴いてるだけで
このお話は(いい意味で)もぅどうでもよくなって^^

首相暗殺の濡れ衣を着せられて
巨大権力から追われる主人公。

そんなストーリーの大枠よりも
どこかで誰かがコメントしていたように
回想シーンがイチイチよかったり、
ときにグッと来るセリフ・フレーズが潜んでいたり・・・。


久々に後遺症、残りそうですね^^。


特に個人的に素敵だなぁーと思ったのは、
ロッキー(轟社長)が言った、
思い出なんて言うのはたいがい同じきっかけで思い出したりするもんだから
こっちが相手を思い出したりしている時は
相手も相手でこちらのことを思い出してるもんだ。
っていうセリフ。


絆だなぁーと思って。


人類の一番の武器は、習慣と信頼。


こんな仲間にめぐり合えたら
人生って、(何があっても)素敵ですよね☆




晴子の 「だと思った」 のメモも
例にたがわず、とっても素敵。

たった5文字なのにね。素敵なフレーズがあるもんだと思いました^^。



いつか原作も読んでみたいと思います。

素敵な作品をどうもありがとう。皆様に感謝♪ (これ、ロックかなぁ??笑)