『救命病棟24時』(2009 フジテレビ)
まぁね。
ものすごく遅くなったんだけど
年始スペシャルもあわせて観たので
一応、雑感を。
救命病棟24時シリーズの第4シーズン。
ほんとは去年の夏に放送してたんだけど
ビデオに録って、ちゃんと観たのは今頃で(笑)。
前のシリーズの作品も
ちゃんと観てて
好きな感じの作品だったから
ま。今回もそれなりの期待をして
遅まきながら確認させていただきましたー。
ただ、ちょっと
その感想をここで書くのは難しいかなぁー。と。
今シリーズのテーマは「救命医療の崩壊」
救命医療の現状に照らしあわした内容で
今まではスーパードクターぶりをいかんなく発揮してた進藤先生(えぐっちゃん)とは
救命医療のあり方の思想が少し異なる
澤井先生(ユースケ・サンタマリア)なる人物が登場。
どちらかといえば精神論で、
限界を超えても「限界を超えて頑張れ」という進藤先生と
限界を迎えること自体が問題。
救命に携わる医療従事者が限界を超えてしまわないよう
国家レベルからの施策・体制作りが必要という澤井先生の対立構図。
ま。言えば
「踊る大走査線」の青島(=進藤先生)・室井(=澤井先生)みたいな構図です。
そして個人的には
絶対必要で大変なのは、室井・澤井先生ラインの方の仕事だと思ってるから~。
ちょっと、見方が難しかったね。
「踊る大走査線」はドラマ始まった当初から、青島・室井構図があったけど
このシリーズは今までそんな構図がなかったから。
前作までの進藤先生とちょっとイメージが違うw(゚○゚)w
いや、進藤先生のイメージは一緒なのかもしれないけど
その対立構図が出てきたおかげで
技術的には絶対信頼も、
思想的には少し前時代的な・・・いまいち スーパーではないような気がしてきて・・・
で、最後に言っちゃうんです。
えぐっちゃんが、ユースケに。
「俺達は現場でガンバルから、俺達が倒れてしまう前に、あんたは上で頑張ってくれ」みたいなことを・・・。
あぁあ。
それを進藤先生に言わせてしまうかー。
それがなんとなく個人的には哀しくて。
スーパー技術者がその技術のみに磨きをかけていって
年をとっていった後に
思想的には技術者レベルの思想から脱却出来ないその哀しさ。
なんとなく、それが医療だけでなく
いろんな会社でもある問題のような気がして。
難しいですよねー。
ま。だから
ドラマはドラマとして
あんま難しい事は考えず
単純に楽しませていただきました。
えぐっちゃんの怪我で
放送回数が全7話になってしまったのも残念。
もう少しじっくり描ければ
もっともっと楽しめたのかもしれませんね☆
「助けられる命を見捨てるのは、犯罪だ」
北乃きいが、ま、少しかわいいですね☆
↑ 感想それだけかー!!!(笑)
今年もおもしろいドラマがたくさんあればいいですねv^○^v