幻想的な日々。はまだ我の手にない。

演劇とテレビと音楽。お笑いと小説と映画。そして幻想的な日々はまだ我の手にない。 でもあなたのことを想ったり。あなたの幸せを願ったり。詩を書くのも好き。ほんとはもっと明るく楽しい人生を送りたいだけなのに。。。難しいです。男の子でも女の子でもそんな年頃なのかもしれません。

印獣(PARCO Presents)

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観に行ったのは18日なので
もぅだいぶ
時間が経ってしまったんですが・・・、
ねずみの三銃士
第2回企画作品『印獣』を
シアタードラマシティーに観に行きましたぁ!!


でもねー。
実は正直、そないに期待はしてなかったんですよ。

生瀬勝久さん。
池田成志さん。
古田新太さん。

まぁ、それぞれの方々の力量はそれこそ
素晴らしいものがあると思うんだけど
それがねー。
うまく融合されなければ。
あんま、個々の力量だけでは
おもしろくはならないのかなー。と。

そうそう。
個人的には、第1回作品の『鈍獣』が
そないにお気に入りではないので・・・(まぁ、映像で観ただけですが f^^)

それと同じ作の宮藤官九郎くん作となると
実はあんま、楽しめないのかなー。
など、思ってたんです。



実に杞憂でしたねー(笑)

第2回作品の『印獣』は
それこそ序盤から
役者さんの力量もストーリーも
だいぶ楽しませてもらいました。

作家の話なんですね。

宮藤くんも書いてたけれど
前作『鈍獣』も作家の話で。

今作『印獣』も作家の話。

そして、途中『ウーマンリブ先生』を含めて
宮藤くん曰く
これらは、作家懲らしめ三部作なんだって。

三部作の最終作。


内容、結構、ホラーでしたよね。

笑いはそれこそたくさんあって
かなりゲラゲラ笑っちゃいましたが
話の展開はそれこそホラーで。

特に、ラストシーンは
ゾッとしたよ。

ゾッとしたというか、
生瀬さんの凄さも身にしみてわかった。

目つき変わってたもん。

演じる役が
最後、少し狂気じみた役だったんだけど
(ラストシーンまでは、全然。通常モード)
そのままの流れで
現れたカーテンコールの時も
少し眼が怖かった。(いい意味で。)

役に入り込んでんだなぁー。
と思った。

本物の役者さん。

すごい。すごい。


もちろん、他の

池田成志さん。
古田新太さん。
岡田義徳くん。

そして、三田佳子さんも素晴らしかったけどね。


古田さんの
「せめて、ギターは持てよ!」は
その言葉をうける成志さんの状況も含めて
バツグンにツボに入ったぁー!!

そりゃぁね。
あの状況は突っ込むし
突っ込まれても仕方がないよ(笑)


加えて、三田さんが
あんな姿で踊っちゃうとはね。(ドクマグロ?^○^)


もぅ、サービス精神も旺盛で
個人的には、満足感いっぱいです。


にしても、
宮藤くんって
この手のタイプのお話も
実際、きっちり書くこと出来るんですね。

少しどころか、かなりの大部分、
侮った見方してたみたいです。


作家さん。すごいですね。

もちろん、役者さんもかなりすごいです。



「これだから作家は・・・」



ああ言えば女優、こう言えば大女優。

かなり満足度の高いお芝居。
あぁぁ、単純に おもしろかったよーv^○^v