何件か 僕は
灰色の階段を降りて
君と出会う
天国へと降りる階段
愛情の色をした階段
気まぐれな君は
今日も
横断歩道を3分の1だけ渡って
・・・止まる
そうだね
まるで
対岸の幸せには
全く興味がないみたいにさ
僕はその様を
呆れ顔でたぶん眺める
生まれ変わって
また出会えたとしても
・・・何も変わらない
きっとそうだ
だから僕は
階段を降りようと思う
君と一緒に堕ちるなら・・・
天国だって きっと楽しい
天国だって きっときっと楽しい