幻想的な日々。はまだ我の手にない。

演劇とテレビと音楽。お笑いと小説と映画。そして幻想的な日々はまだ我の手にない。 でもあなたのことを想ったり。あなたの幸せを願ったり。詩を書くのも好き。ほんとはもっと明るく楽しい人生を送りたいだけなのに。。。難しいです。男の子でも女の子でもそんな年頃なのかもしれません。

『銭ゲバ』(2009 日本テレビ)

 


あぁ。正直言って、"なし"ですね。

それが素直な感想です。

Amazonの評価を見てみると
なぜか評価が高いですが・・・。

バカじゃないの? って思うんです。


何、言いたいか 全くわかんなーい!!

このドラマは何を主張したかったって言うのでしょう?


もちろん原作は知らない。

1970年代に書かれた漫画らしい。

で?


1970年代の事情は私にはわからないので
原作に対する評価はココでは抜きにすることとして。

救いのない お金のためなら殺人まで簡単にしてしまう若者を
主人公にして
ドラマの製作者も、
原作者も、
何を主張したかったって言うの?

例えば、たとえ、その主人公が
最後にその罪を後悔したとしても。

それが何の許しになると言うの?

僕らは、生涯を後悔しないように日々を頑張って生きている。
多少なりとも社会や世界に不満はあったとしても
未来の自分が、今この時のことを決して後悔しませんように
誠実に誠実に生きているのだ。

それがねぇ~。
金が全てですか?

もしかして、
原作者やドラマ製作者は
その問いかけをするために
主人公に殺人まで行わせましたか?

だとしたらねぇ~。
はっきり言って、想像力が足りなさ過ぎるのです!!

表現が幼稚すぎるのです!!

世の中に作品を発表するには
絶対的に哲学が足りなさ過ぎるのです!!


観ていて、途中、
私はかなり気分が悪くなってきました。

グロテスクに表現したら、
それでOKと思ったら大間違い。


くだらない、何の主張もない、
クソみたいなお話を
公共の電波で流してしまうのは
はっきり言って、犯罪に近いのでは。と個人的には思いました。

全くもって共感出来ない。

怒りすら感じる。

胸くそ悪い。

最低に近い・・・。


内容については、ほんといい言葉が一つも出て来ない・・・。



但し。

役者さんたちは非常によかったのです。
特に女優さん。
ミムラ奥貫薫さん。りょうさん。もぅこの辺はサイコーだったのにぃ・・・


だから、余計にストーリーが嫌でした。


想像力のない話は嫌い。


だから、私には
このドラマは評価に値するドラマとは思えないのです。





繰り返し。

Amazonの評価がなぜか高かったので
ほんと余計にイラついたんです。


もう一度、言う。


想像力のない話は嫌い。


だから、私には
このドラマは評価に値するドラマとは思えないのです。



正直、もっと他の表現があるだろう。っていうことです。

世に作品を発表する立場にあるものなら
特に。

だから、怒りの根源は完全にそこで。
もし、それが出来ないのなら、
世界に作品を発表してはいけないよ。と。



想像力のない話は嫌い。

ほんと。


想像力のない話は、大嫌い!!



※※

但し。

返す返すも、女優さんは最高でしたvv。


特に。特に。

ミムラの演技は、やっぱりエレガント!!


それだけが救いだったねぇ~。



ってことで締めはミムラのセリフ。



「私はそれを見届ける。
   あなたが地獄に堕ちていくのを 笑って見送ってあげる。」