グッドナイトスリイプタイト(三谷幸喜作)
みなさま、
新年あけましておめでとうございます。
って、遅っ(笑)。しかも重複表現ヾ(≧▽≦*)ヾ
新年早々、長らく更新の方をサボってしまっていました。
お仕事のねー。
システム本番稼動開始がね。
正月明け、早々にやってきて
3連休は休みはないわ。
やっぱ帰るのは遅いわで。
ぜーんぜん、記事書く時間がありゃぁせんのよねー。の状態でした。
やっとこさ、先週ぐらいから落ち着いた感じでね。
ってことで。
よーやく、2009年、1個目のタイトルです。
あっ。今年もよろしくお願いします。^○^
って、言いつつ
今回のレビューは
そんな状態でも、先週、
これも今年初に観劇した三谷幸喜さん作の作品『グッドナイトスリイプタイト』。
日曜日に
サンケイブリーゼのマチネ公演、観に行きましたぁ~。
サンケイブリーゼ。
観劇は実は2回目で。
1回目は去年の暮れにG2プロデュースの『フライパンと拳銃』を1階席で。
(って、そういや、これレビュー書いてませんねw(゚○゚)w。まぁ、忙しかったという事でf^^。お許しを~(笑))
そして今回は2階席からの観劇だったんですけどぉ。
なんか、この劇場、
すごーい、観やすいなぁ~。
って思ったりなんかしましたわ。
広さもそこそこだしねv^○^v
舞台との距離も、広さの割りに身近に感じられるしね。
まぁ、それは
2階席といえども、
中央あたりの前側だったからかもしれないけど。
肝心の劇のお話ですね。
この作品(『グッドナイトスリイプタイト』)は
ある夫婦の夫婦生活の初めから終わりまでを
つまり、結婚生活の新婚当時から離婚までの約30年間を描いたお話。
オープニングは、終わりの妻が家を出て行くシーンから始まるんだよねー。
そこから、過去のまだ夫婦として初々しかった頃に戻ったり
今は忘れてしまった会話の元の場面に戻ったり。
出演者は、中井貴一さんと戸田恵子さんのたったのお二人。
それに音楽は、管鍵"楽団!?(?)の生演奏。
まぁ、いわゆる二人芝居なわけですが・・・。
あのー。
まぁ、なんか いい話だったんですよ。これが。まぁ、なんていうか・・・。
最近の映画で観る三谷作品のドタバタ感っていうのは全然なく
淡々と、淡々と(いや、でもコメディーだからあらゆるところに笑い処は満載で、そしてふつーにいっぱいいっぱい笑えるんですけどね。)
夫婦生活の思い出を。
でも、もしかすると夫婦2人とも忘れてしまっているかもしれないこの30年の出来事を。
夫婦ってぇ。
元は赤の他人の2人が
生活を共にし、つまりは家族になるわけじゃないですかぁ~。
たとえ結論が離婚になったとしても
そこにはやっぱ、何物にも代え難い夫婦の"愛"ってものがあるのだなー。と。
たとえ結婚生活に
そんなに劇的な事件はなかったとしても
そこには、その2人が確かに協力して紡いできた2人だけの物語があるのだなー。と。
出て行く妻がいうセリフ。
「色々あったけど、嫌いな相手と結婚する人なんていないの」
なんか、それにすごくジーンときちゃって。
この作品、書いたのは男の三谷幸喜さんなんだけど、
出て行く妻ではなく、残された夫に対して、
なんなんだろ?
男はいつも身勝手だなー。
なんかそんなことばっか考えちゃって。
心がうるうるしちゃったんです。
多分、出て行く側の妻の愛情も、例えようもなくとても温かかったから。
それにしても
中井貴一さんも戸田恵子さんも
お芝居、むっちゃ上手ですよねぇ~。
特に戸田さんなんて年齢、全くわかんないもの。≧▽≦。
いや、まじで。
本気でちょっと戸田さんのこと、ファンですもんねぇ~。
素晴らしい!!
ラストシーン。
ぴったりくっついたダブルベットで交わされた会話。
そしてその前のシーンで妻が言うセリフ。
これから続く結婚生活に対して。
そして、その永遠に対して。
「おやすみなさい、また明日」
「結局、永遠なんてなかったのよ。」
2009年1本目のお芝居も
素敵なお芝居でよかったです♪♪
かしこ。