幻想的な日々。はまだ我の手にない。

演劇とテレビと音楽。お笑いと小説と映画。そして幻想的な日々はまだ我の手にない。 でもあなたのことを想ったり。あなたの幸せを願ったり。詩を書くのも好き。ほんとはもっと明るく楽しい人生を送りたいだけなのに。。。難しいです。男の子でも女の子でもそんな年頃なのかもしれません。

夕(東京セレソンDX)

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東京セレソンDX


このお芝居のチケットを取ったのは
なんでだったかなぁ~。
って思ったのです。

ゲストブックで
ヒカルさんに薦められたりしたけれど
その時には、実はもぅ既に
チケット取得済だったりしてたから。


作・演出のサタケミキオさん=宅間孝行さんだってことは知っていた。

俳優の永井大君に魅かれて
っていうのも
女子ではないので、ちょっと説得力に欠ける^^。


「夕」は再々演だとは言うけれど
東京セレソンDX自体、今回初めて観に行ったので
初演・再演が素晴らしかったから
っていう理由も完全に違ってたりする。


ほんのちょっとだけ
過去の観劇経験にリンクするならば
サタケミキオさん作の作品を
どっかで一度観たような気がする。

それが、LOVE30だったのは
この記事を書き始める前に
なーんとなく思い出した。

それがその中で一番好きだった「結婚相談所」だったっていうのは
この記事を書き始める前に
過去の自分の記事を観て、
やっとこさ思い出した。


今回、このお芝居を観に行ったのは
ちょっと奇跡に近い。


そして、このお芝居は
ものすごーく素敵なお芝居だった。


驚いたw(゚○゚)w



舞台は、長崎にある海の家兼民宿「あいかわ」。
そこに地元で「長崎のキングギドラ」と異名を取り、恐れられている
暴れん坊のヤンキー三兄弟が住んでいた。

長男の欣弥、次男の元弥、三男の雅弥。

「あいかわ」の隣には幼なじみの三上夕が住んでいて
夕は、その次男坊・元弥、通称"もっちゃん"にずっと恋心を抱いている・・・。

しかし当のもっちゃんはそんな夕の想いをよそに、
夕の親友・薫に恋心を抱き、
そしてその夕の親友薫は、元弥の親友・塩谷に恋していて・・・。



なんかね。

正直言って
ストーリーはとってもベタなんです。

とってもベタ。

でもねー。
ベタなことの何がいけないと言うのでしょう。



なーんてね。

ほんとは、
もっとね。
ちゃんとした日本語で
ちゃんとした
感想を書こうと思うけど

ほんとによかったお芝居に対しては
あんまりうまく感想が書けないの。

心に刺さるものが多すぎて。


伝えられなかった感情は
伝えられなかった分だけ、いつまでも心に残る。

叶わなかった恋は
叶わなかった分だけ、綺麗なままの想い出で
何物にも代え難い綺麗な綺麗な宝物になる。



今まで観たお芝居でね。

迂闊にも本気に泣きそうになったのは
このお芝居が初めてなのかもしれない。
(MIDSUMMER CAROLも好きだけど、再演版は既に話を知っていたから。)


簾の向こう側。
天に伸びる夕顔が
キラキラ光る照明に見事に映し出された時
僕は多分、泣いてた。



「ちゃんと、伝えればよかったなぁ~」



想い出は、いつもキレイだから
今日、このお芝居を観れて
ほんとによかったと心に思った。



東京セレソンDX『夕』

また、ひとつ素晴らしいお芝居に出会えました。





追記


終演後のロビーには
出演者が全員、外に出て来てくれていて。

そういうところも
お客様想いのいい劇団なんだなー。
って思ったよ。

素晴らしいね。


あ~んど。


生"永井大"君は、想像以上にかっこよかったよ。
男の僕でも、かっこええなぁ~って思ったもん≧▽≦。

加えて、生"いとうあいこ"ちゃんは
どんだけ顔ちっちゃいねんヾ(≧▽≦*)ヾ
って間近で観て、改めて思いましたとさ。





以上



やっぱ感想、
うまく書けないねぇ~。
(乱文・拙文、誠にごめんなさい <m(_ _)m>)


でも、ほーんと いいお芝居だったから。

出会えた僕は、多分幸せ者です。v^○^v