幻想的な日々。はまだ我の手にない。

演劇とテレビと音楽。お笑いと小説と映画。そして幻想的な日々はまだ我の手にない。 でもあなたのことを想ったり。あなたの幸せを願ったり。詩を書くのも好き。ほんとはもっと明るく楽しい人生を送りたいだけなのに。。。難しいです。男の子でも女の子でもそんな年頃なのかもしれません。

表と裏と、その向こう(イキウメ)

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連休2日目の昨日ですね~。

久々に行ってきました!!HEP HALLo(^○^)o


『表と裏と、その向こう』


イキウメですね。

個人的には初イキウメ。

(去年はちょっと行けなかったから)


どんなんなんだろう。と思いつつ。



おもしろかった!!

あのー。正直、おもしろかったです。v^○^v



時間を切り売りする話。
もうすぐ死ぬと思い込んでいる女子大生。
地区全体が情報化されたモデル都市。
人は、生体情報を基にしたIDひとつで
生活情報(経済活動から健康状態から行動履歴から何から何まで)全てを
管理されているユビキタス特区

毎日、4時から4時1分までの1分間を
死を先取りして売ってみよう。
映画のコマ割が1秒間に30コマなのだとしたら
1秒間のコマ割を
もっともっと短くしたら、
1秒間の密度をもっともっと濃くしたら
結果的に(寿命とは全く異なる違った意味で)長い人生を生きれるんじゃないか?

「私、昔、死神を拾ったの。」

「俺たちは、自分が"決意"したのかどうかもわからない生き物だっていうことだよ。」

死神に取り付かれた女の子はどうなるの?

IDがなきゃ、生きていけないこの都市で
IDが抹消された若者は?

「終わりには理由がいるけど、始まりに理由はいらないでしょ?」




特に派手なドタバタや
コメディー風味はなかったけれど

印象的なフレーズと
その本の内容自体で
2時間強を持たせてしまうおもしろさ!!


かなり、個人的にはツボでした。

(これ、小説で読んでもおもしろいんじゃないかな。)


初めてのイキウメだけど
なんかこの世界観と作家性はすごい好き。




役者さんだけど
去年、ペンギンプルペイルパイルズの『ゆらめき』で
いいなー。
って思った内田慈さんが
この作品で、死期が近いと思い込んでる女子大生を演じられてて。

なんか、好きなんですよね。

内田慈さん。

なんだか、ずっと観ていたくなるような演技をなされるんです。

このセリフ、
もしかしてこの人は ほんとにこんなことを考えているのでは?
と思わしてくれるというか

違和感がないというか。

うん。
やっぱり、なんか、ずっと観ていたい。


そんなん思う女優さんって
実はあんまり居なかったりするもので・・・f^^。



あぁ、あと
これ、後から知ったんですけどぉ~(HEPのホームページ^^)

"小松崎"役の安井さんって
実は役者じゃなくて芸人さんなんだぁ~。

まじぃ??

あぁ、それもエンタとかにも出てらっしゃる。

全然、気付かなかったぁ・・・。


まぁ、
気付かなかった。っていうか
演技、うますぎるから!!ヾ(≧▽≦*)ヾ


それも結構、おどろいたね(笑)。



とにもかくにもイキウメは
かなり個人的にはおもしろい!!って思いました。

ちょっと追って観に行きたい。


また、観にいかなあかん演劇、増えたなぁ~^^。


でも、いい劇団に巡りあえるのは
それはそれは幸せですv^○^v



「1秒の中にも、無限はあるんだよ。」