『イン・ザ・プール』『空中ブランコ』(奥田英朗)
去年読んだ『真夜中のマーチ』がおもしろくて
なんか、スカーッっとしたい気分だったし
直木賞受賞作だし。
だから、なんとなく『空中ブランコ』が読みたいなぁー。
あれ?シリーズ物なの?
じゃぁ、だったらその前の『イン・ザ・プール』も。
ってな感じで
奥田英朗さんの『イン・ザ・プール』と『空中ブランコ』。
続けて、ダダッと読んでみましたvv。
本屋さんもプッシュしてたしね^^。
読んでるときに知ったけど、『空中ブランコ』 舞台化もされるしね^^。
内容は・・・
トンデモ精神科医、伊良部シリーズなんですかぁ??
確かに。確かに。
正直言うと、『イン・ザ・プール』の初めの頃は
その伊良部のキャラクター設定に個人的には違和感・不快感があったりしたんだ。
あぁ、"トンデモ"っていうカテゴリーの中で
こうすりゃぁ、"トンデモ"さんになるんじゃないの??
っていう、作者の安易なステレオタイプの創造物に感じられて・・・。
でも、読み進めていくうちに
次第にその違和感・不快感はなくなってきました。
うーん。
なんでだろ?
やっぱ、ちょっと伊良部に親しみが涌いてきたのかな??
それとも
もしかするとこの伊良部。
精神科医としては、実はものすごい名医なんではなかろうかと(爆)
奥田さんの本。
これでまだ読んだのは3冊目なんですけど
基本的におもしろいですね。
さらさら読めるし、嫌味がないし。
さっすが、直木賞とか思いつつ・・・
舞台のチケットも買っちゃったv^○^v
(神戸、平日、1日しかないのにね)
次のレビューもきっと直木賞(作品)。
違うかったら、ごめんなさいねー。笑。
※
舞台の配役。
伊良部役の宮迫君はともかく
看護婦・マユミの佐藤江梨子は イメージぴったり!!
すごいキャスティング力やなぁー
と、個人的にはすごく楽しみにしてたりして f ^^
舞台、楽しみやなぁー☆