幻想的な日々。はまだ我の手にない。

演劇とテレビと音楽。お笑いと小説と映画。そして幻想的な日々はまだ我の手にない。 でもあなたのことを想ったり。あなたの幸せを願ったり。詩を書くのも好き。ほんとはもっと明るく楽しい人生を送りたいだけなのに。。。難しいです。男の子でも女の子でもそんな年頃なのかもしれません。

なるべく派手な服を着る(MONO)

イメージ 1

 
 
ってわけで。
今週もお芝居を観に行ってきましたぁ!!

愛しの HEP HALL。

初めてのMONO。

ほんとは、去年の公演 「地獄でございます」 も
ものすごく観に行きたかったんだけど
予定があわなくて。。。行けなくて。。。


だから今日。
今回の公演の 「なるべく派手な服を着る」
今日が大阪の千秋楽なようでして。
前売り券も持ってないけど
当日券でいいから、観てみよーと
開演1時間前に当日券、買いに行きましたわさー。


買えたv^○^v


よくよく考えたら、当日券を買って
お芝居を観るのって、実は僕、初めてなんではなかろうか?

行きの電車や、お芝居を観終わるまで思っていたんですけどね。

もっとちゃんと考えたら、過去にも当日券で観劇したことありましたー。
(「ふたりだけのロミオとジュリエット」・・・。あっ、これも HEP HALL^^)


でぇ、ほんとは当日券は補助席のはずなんだけど
キャンセルがでた席の方に順番にまわしてくれて。
(嬉しい!!☆)


そんなんで観た 初のMONO。

今や、テレビドラマの脚本も手掛けている(「斉藤さん」とか「ロス:タイム:ライフ」の第5節(昨日の!?)もなのね)
土田英生さんの作・演出。


6人兄弟-上の4人は4つ子の兄弟。末っ子は幼い時に貰われてきた養子の弟。
4人は末っ子の六男を、異常なほどに可愛がっている。
そして、常にみんなから忘れられる五男・・・。


お話は、そんな6人兄弟と、次男・四男の"内縁"の妻、そして五男が連れてきた恋人が、
彼ら兄弟の父親の死のいまわを前にして久しぶりに集合したところから始まる物語。

父親の死によって、今まであまり疑問にも思わず正しいと思い込んでいたことが、
ほんとに思い込みだったとわかりはじめて・・・



いや~。
おもしろかったですね。

おもしろかったし、話、うまいなぁ~って思いました。

話、うまい!!^▽^


上演時間は約1時間45分。


そんな中でも
おもしろさありvv
この人ら、どうなっちゃうんだろぅ??っていう不安あり・・・。

うん。いい話じゃん!!
って思わせる説得力(?ん?雰囲気?笑)ありvv


増築を繰り返し、迷路みたいに複雑に入り組んだ
彼らの実家(セットはまるまるこの家なんですよねぇ~)が
彼らの関係の複雑さを表わしている。

なんていわれた日にゃぁ、
あぁ、もしかして、この内容、むっちゃ深いんじゃなかろうか!?なんて思ったりして。


ほんとおもしろいですよね。

そして、うまい!!v^○^v


家に帰ってきて
500円のパンフレットを読んだら
「兄弟というのは、言わずもがなの関係でそれは自明性に由来していて
利害関係はなく、仲が悪くなってもその関係は消滅しない。
だから、兄弟とは
芝居としてはその関係について説明が省けるという意味で扱いやすいし
同じような意味で、これを論ずるとなると扱いにくい。」
なーんて文章を、メンバーの水沼さんが書いていて
正気か、うそん気か、なるほどなぁ~などと思ってしまいました。


うん。なんでしょう。

物語としておもしろいです☆



役者さんは
MONOのメンバーも
客演メンバー(ヨーロッパ企画の本多くんとか^^)も
みなさん、存在感があってお上手で。



あぁ、またHEP HALLでいいお芝居を観てしまいましたぁ~。

やっぱ、いいなぁ。HEP HALL!!

などと思った、3月初めの日曜日でした。 るん♪



「今はみえるよ。あなたの輪郭が。」