幻想的な日々。はまだ我の手にない。

演劇とテレビと音楽。お笑いと小説と映画。そして幻想的な日々はまだ我の手にない。 でもあなたのことを想ったり。あなたの幸せを願ったり。詩を書くのも好き。ほんとはもっと明るく楽しい人生を送りたいだけなのに。。。難しいです。男の子でも女の子でもそんな年頃なのかもしれません。

軍団(カムカムミニキーナ)

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はいっ。
ってなことで、またまた久しぶりの更新になってしまいました・・・。
ごめんなさい<m(_ _)m>。
なんとなく、最近
お仕事とかがまま忙しいものですから・・・。あぁぁ。

そんなんで
お芝居カテゴリーの更新も
2ヶ月(?)・3ヶ月ぶりぐらいになってしまいました・・・。

あぁぁ。

そうですね。
ちょっと忙しくて
お芝居自体もあんま観れてないんですよね。(あぁぁ。←しつこい(笑))

でも全然、観てないってわけではなくて
そうは言っても2~3本は
更新してないけど、観に行ったりはしてたわけで・・・。

ってことで(前置き、長っ!!)
今回の更新するのは
今月の頭(って、もぅ随分、前の演目ねぇw(゚○゚)w)に観に行った

カムカムミニキーナ『軍団』ですvv。

はいっ。
平日のシアターBRAVA!!
まぁ、無理やり仕事も終わらせて観に行ってきたんですね。

だってね。
大阪公演ってば、
この平日の1日しかなかったんですもん。

2年前に『越前牛乳』を観に行って
去年、『フロシキ』を観に行って。

本当だったら、『越前牛乳』のようなおもしろさを期待するんだろうなぁ。
と思いつつ・・・。

だってね。『フロシキ』は『越前牛乳』とは全然ちがった。

もしかしたら、『越前牛乳』のようなおもしろさを求めて
つまりは、松村さんと八嶋君の掛け合いのおもしろさを求めて
観に行った人達は、ちょっとがっかりしたと思うもん。
前回の『フロシキ』も。
(これ、前も書いた。)

そういう僕も、前回は実はそんな感じの観客だったんだけど・・・

『フロシキ』のパンフレットにて、
松村さんのインタビュー読んで思ったんですよねー。

松村さんの本。
もしかしたら、奥が深い・・・!?


なんだかね。
それから、
(もちろん、個人的に松村さんの演技が大好きってのもあるんですけどf^^)
松村さんの作家性に、むしろ興味が沸いてきて。


『軍団』


ちょっと観たのが結構前なので
話の細かい筋とかは
完璧に忘れちゃってるんですが。

"軍団"。というか、"集団"に所属する者たちの
なんとなく哀しみを背負った物語。

物語に登場する人物達は
個人単体では幸せに暮らせられると思うのに
集団になって、その集団性を考えた時
つまりは「個人を犠牲にしてまでその所属する"集団"を守る」ってことが
もしかしたら
その人の"生きることの全て"になってしまうんじゃないか!?
という怖さ・哀しみ。

もしかしたら・・・。

その"集団"にさえ所属していなかったら
僕は、私は
もっと違った人生を歩んでいたのかもしれない。

もしかしたら・・・。

もしかしたら・・・。


"集団"というものは怖い。

自分は一人でも生きていける。
って主張する人はいるけれど
僕は、一人では生きていけないと思う。

だから、なにがしかの"集団"に所属する。


その"集団"が
個人の意思・思惑とは関係なしに
例えば、間違った方向に転がり始めたら。。。

僕は止められる??
流される??

そして、また
正しい方向・間違った方向という方向性さえ見失ってしまったら??



このお芝居の表面上の主張については
もしかしたら、そんなことは全く主張していないかもしれない。

だけど、なぜだか僕は、
お芝居を観ながら、そんなことばかり考えてしまったんです。

もちろん、お芝居の内容は上のようなことは全く関係なかったんですが。。。

でも、僕はそんなこと考えてしまったんです。

それはもう
松村さんの書く本の
なんとなく一昔前の時代性の主張??
正しい・正しくないに関係せず "集団"に属する事の哀しい性。

哀しい運命。。。

そして、それはもう
人として生きてきたからには逃れられない事なんじゃないかと・・・。



展開としては
パンフレットで松村さんが述べているように
各劇団員、各劇団員を順序付けせずに並列に扱う事もあって、
また、そのため松村さんと八嶋君を別々の軍団に所属させた事もあって
お二人の絡みもあんまりなく
その展開だけを期待してたお客さんには
ちょっと物足りなかったんじゃないかな。

でもー。

"劇団"だって、"集団"であり、
その"集団"を守る者=主宰・松村さんにとっては
この方向も全然ありなんだと思う。

こうやって、劇団は成長する。

新陳代謝を繰り返す・・・。


やっぱ、個人的には
プロデュース公演より、劇団公演の方が
守るもの。主張。そして、脈々と受け継がれるべき何か。が感じられて
お芝居の質とかお金の掛かり方とかはどうあれ、
なんかぁ、ちょっと好きなんですね。

多分、それは "劇団"という集団性に
かなり心、惹かれたりするから。


久々に観たカムカムミニキーナ

やっぱ、個人的には大変、面白かったですよー。


では、これからちょくちょく
お芝居カテゴリーもアップします。

これからも何卒よろしくお願い申し上げます。



っていうか、この記事。
全く、『軍団』の感想にはなってないですねー(爆)

まぁまぁ、その辺もリハビリと思って許してくだされ。あは^○^


※※
そして、な、なんとたった今、気付いたんだけど
今回のお芝居。
ヤマシゲ君、出てなかったんだぁ~T^T。笑。

次回、ヤマシゲ君もそろったカムカムミニキーナ
そんなカムカムもぜひぜひ観てみたいっす。あは^○^