幻想的な日々。はまだ我の手にない。

演劇とテレビと音楽。お笑いと小説と映画。そして幻想的な日々はまだ我の手にない。 でもあなたのことを想ったり。あなたの幸せを願ったり。詩を書くのも好き。ほんとはもっと明るく楽しい人生を送りたいだけなのに。。。難しいです。男の子でも女の子でもそんな年頃なのかもしれません。

『銀河鉄道の夜』(宮沢賢治)

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はい。すっかりご無沙汰しております。
記事を書くのは、ちょっとほんと久しぶりになってしまいました。

実は。
ちょっと個人的なことですが
実は、8月の中ぐらいから、先月(10月)の中ぐらいまで
結構真剣に、資格試験のお勉強をしてまして・・・
(って言っても、勉強した割には全然できなくて、多分、絶対(?)落ちてんだけどぉ~。うげっ><(爆))
あんまり時間的余裕がありませんで。
それに加え、いまいち時間の余裕がないために
文化的なことも 全くと言っていいほどしてなくて・・・
全然、書くネタがなかったのです!!笑。

でぇ~。それが終わったなぁ~。
って思ったら、今度は回線を光に変えるときの手続きをミスって
全然、家からネットにつなげなくなったりしてしまっていて ( ̄▽ ̄)ヾ

まぁ、自分のブログのことはどうでもよかったんですが
なんか、訪問してくださる皆様のところに
全然 遊びにお伺い出来ないのが 大変申し訳なく、大変心苦しく思っていました。


すんませんです。ごめんちゃい。<m(_ _)m>


なんかぁ。
先週、やっと手続きも落ち着いて
PCも無事ネットにつながるようになったので
これからは ちょくちょく皆様のところにも遊びに行かせてもらいまーすvv。

こちらもちょくちょく記事を更新できたらなぁ~とか思ってたりもしますので
これからも。何卒、何卒よろしくお願い申し上げます。


よろしくね♪ v^○^v




ってな訳で、ほんと久々の記事更新になっている訳ですが。
今回の記事は
資格試験に前後して読んでいた作品。


宮沢賢治銀河鉄道の夜


実は僕、この作品って今まで読んだことがなかったんですよぉ。
内容もいまいち知らなくて。
ほんとタイトルは有名すぎるほど有名なので、さすがに知ってたんですが。
っていうか、宮沢賢治作品をね。
今までほとんど読んだことがなかったりしたんです。
(唯一読んだことがあったのが『風の又三郎』。その他はほんと読んだことがなくて・・・あぁ、不勉強↓↓↓)

でぇ、そんな中
ビデオでラーメンズの第16回公演『TEXT』を観てまして。。。
その最後のコントの元ネタが、この『銀河鉄道の夜』だと知ったから。。。

あぁ、これは読んでおかなくちゃいけない!! って
何故だか急に使命感みたいに思って(ほんと、今考えると、ほんと"何故だか"ですね(爆))
急いで本屋に行って文庫本を買ったのです。
(まぁ、文庫本の表紙が集英社のナツイチ限定表紙で、好きな女優さんの蒼井優ちゃんだったのは単なる偶然なんですよー^▽^)

なんかねー。『TEXT』の最後のコントで
小林さんが一人、列車の窓を開けて空を見上げる表情が
なんとなく、心にぐっと刺さったんです。
なんか 切なくなったんです。

原作はどんなんなんだー。

そんなん思って読み始めたこの作品。


うーん。うーん。 感想は・・・。


宮沢賢治の書く世界観は、ものすごいなぁ。って思った。

背後に流れる思想というか世界観というか。
ちょっとこの世界観は、現代の作家さんではもぅ二度と書くことは出来ないんじゃないかと思えるほど。。。

哀しい??

せつない??

なんか、その世界観は独特で。

その真相までは、不勉強の僕にはわからないけれど
これって単なる童話じゃないですよね??

ものすごく繊細で、ものすごく純粋で。
だから悪意は全くないのだけれど
繊細で純粋であるからこそ流れる、哀しさとかせつなさとか。


ジョバンニの心の言葉。

どうして僕はこんなにかなしいのだろう。
僕はもっとこころもちをきれいに大きくもたなければいけない。



灯台守の言葉。

なにがしあわせかわからないです。
ほんとうにどんなつらいことでもそれがただしいみちを進む中でのできごとなら峠の上りも下りもみんなほんとうの幸福に近づく一あしずつですから。



なんだか、それらの言葉(賢治の言葉)は
人として生きるうえでは、とっても大事な言葉のような気がして。



どうして僕はこんなにかなしいのだろう。

もっとこころもちをきれいに大きく持って
生きていきたいと思ったりもするのでした。


さすがに名作vv。

特に、『TEXT』を観た方にはぜひとも読んで頂きたい心の一冊なのだと思います。

うーん。やっぱすごいですねー。賢治も賢太郎もvv。わ。わ。わ。わ。わ。きゃは。v^○^v ♪