幻想的な日々。はまだ我の手にない。

演劇とテレビと音楽。お笑いと小説と映画。そして幻想的な日々はまだ我の手にない。 でもあなたのことを想ったり。あなたの幸せを願ったり。詩を書くのも好き。ほんとはもっと明るく楽しい人生を送りたいだけなのに。。。難しいです。男の子でも女の子でもそんな年頃なのかもしれません。

男たちの大和/YAMATO

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今日はもぅ1コ。

昨日、テレビでやっていた男たちの大和/YAMATO』を観たのですが。。。


実際に戦争を体験していない僕が 戦争の話をするのは難しい。

確かに
戦争は悲惨だ。戦争はやってはいけない。
日本は過去に起こした悲惨な戦争の反省を活かして、戦争のない世界を目指そう。

そんなことを口にするのは簡単かもしれない。

でも反省ってなんだ??
実際に戦地で亡くなっていった多くの日本兵は何を思って死んでいったのだろう??

「御国のために」
「陛下のために」

僕は、軍事国家のさなか、全ての日本人はほんとにそんな気分で戦地に赴いていったのかと思ってた。
少なくとも、志願して兵隊になった若者達は。
本気で本土決戦までして最後まで戦い抜こうとしているのかと思ってた。

何のために?
御国のために?


でも、ほんとは違うのですね。

若者達が前線に志願していくのは
前線で1機でも1日でも長くアメリカ機を足止めすることによって
本土にいる愛する人達に1機でも1日でも長く被害が及ぼさないために
自らを犠牲にして
死ぬことさえも覚悟して
赴いていくのですね。

それはそう。
ほんとに愛する人達のために。

ただ、愛する人達のために。


僕はもぅ、その純粋な想いだけで
すごく胸が締め付けられたみたいになりました。


自分は死ぬことを覚悟している。
でも、お前は生きろ。

「生き残るものがいなければ、死ぬ甲斐がないじゃないか。」


確かに僕は
戦争を美談にしたくはないのです。

でも、そんな悲惨な戦争の裏で
名もない兵士達のただただ純粋な想いも
僕らは語り継いでいかなければいけないと思うのです。

今の日本の礎は
そんな多くの名もない若者達の上に成り立っているのだと思うから。



「俺達は日本が新しく生まれ変わるために死ぬ。それで本望じゃないか。」



観てない方はぜひ観てください。
そしてもう1度、平和の意味を深く考えてみることだと思うのです。


愛する人
お父さん。お母さん。兄。弟。姉。妹。
子供。
そして何より大切な人のために。


男たちの大和/YAMATO』
そこにはただほんとの男たちがいます。