幻想的な日々。はまだ我の手にない。

演劇とテレビと音楽。お笑いと小説と映画。そして幻想的な日々はまだ我の手にない。 でもあなたのことを想ったり。あなたの幸せを願ったり。詩を書くのも好き。ほんとはもっと明るく楽しい人生を送りたいだけなのに。。。難しいです。男の子でも女の子でもそんな年頃なのかもしれません。

桜。-桜みたいに気分屋の君へ。-

色鉛筆でなぞっていく
幼い想い出はいつも
君の髪を塗り終えて終わる。


春の風。
火星の朝を少しだけ思い出しながら。

強く強く生きるには
さよならだって必要なこと。


勉学に励んでいた僕は
いつもいつも期待値の計算に明け暮れて

遠く遠くの春を
今も心に想い続けている。


桜。

桜吹雪の花びらが
君の髪にとまって落ちた。


桜。

照れてうつむく面影が
春を背景に揺らめいて消える。




桜みたいに気分屋の君へ。

桜吹雪ほどの愛情を注いで。



色鉛筆でなぞっていく
幼い想い出はいつも
君の髪を塗り終えて終わる。


いつも。


君の髪を塗り終えて終わる。