幻想的な日々。はまだ我の手にない。

演劇とテレビと音楽。お笑いと小説と映画。そして幻想的な日々はまだ我の手にない。 でもあなたのことを想ったり。あなたの幸せを願ったり。詩を書くのも好き。ほんとはもっと明るく楽しい人生を送りたいだけなのに。。。難しいです。男の子でも女の子でもそんな年頃なのかもしれません。

心がわりエアポート(sekai☆ichi☆dan interlude#1)

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久々の観劇日記。
いや、実は観に行ったわけではないんですけどねぇ~。DVD鑑賞 d(≧∇≦*)(*≧∇≦)b


sekai☆ichi☆dan interlude#1『心がわりエアポート』


去年の秋に名前を Sunday に変えた 劇団☆世界一団

その世界一団がSundayに変わる前に行われた2回のinterlude公演の1つが 
ちょうど今から1年と1ヶ月前に行われた本公演でして。。。(ちょうどじゃない!!笑)

内容はタイトルどおり
空港で4人の男と1人の女の心が入れ替わってしまうというもの。

なぁんて書くと、以前レビューで書いた『Shuffle』みたいなドタバタコメディかなぁって思うんですが
これがまたそうではなくてですねぇ~、
繊細で切なくて でもやっぱり面白くて楽しくて
なんとなくそこが世界一団風味なのかなぁ~って思ったりしました。
(いや、正直言うと世界一団のお芝居は今まで観たことなくて、昨秋観たSunday公演が劇団としては
初めて観たお芝居なんですけどね)

このお話。
役者さんは上で書いたとおり男4人。女1人の計5人。
世界一団の(?) 平林之英さん。赤星マサノリ君。こまっつん こと小松君。井田武志さん。
それにpinkish!の 宮川サキさん なんですけどぉ。
要は5人の一人芝居×5。+全員集合の空港編。っていう構成で作られていて。

で、どうもその一人芝居っていうのは各役者さんがそれぞれ自ら本を書いたみたいなんですね。
で持ち寄られた5人の登場人物を
構成/演出のウォーリー木下さんが空港編でまとめて、"心がわり"させるっていう^^。
遊び心も満載の企画にもなっていて。

でもねぇ~。
なんでしょう。
この5人の登場人物が抱える内面も繊細でね。
ちょっと泣けたりするんですよ。
(まぁ、そうじゃない人もいますけどね(笑))


・シングルマザーの女/宮川サキ
・センターマンと呼ばれる男/平林之英
・文通と体位とパイナップルの男/小松利昌
・五千四百万円の男/赤星マサノリ
・入ってます男/井田武志


その中でもね。
小松君が演じるハロウィン小松のお話。
これが贔屓目なしにセツナクて。

なんかね。
人って何故だか強がって素直になれないことがあり
そのせいでお互いが傷ついて後悔して。
だけど、それとは無関係に時は過ぎ去って。

下ネタ連発のDJ・ハロウィン小松と
深夜ラジオに耳を傾ける純粋な男子学生"SPAM"と女子学生"パイナップルの涙"のお話。
ほんと甘くて切ない青春ラプソディそのもので。


DVD特典の副音声で
ウォーリー木下+役者さん5人のコメンタリーがついてたんですけど
その小松君の話も聴きながら観ていると
あぁ、この人はほんとに純情なんだなぁ~って思ってしまいました。
絶対、いい人ですよ。この人。


ちょっとこれはDVD買わない人には観れないお芝居なんですけどぉ。

いいお芝居だから。
ちょっとレビューを書いてみました☆*(^∇゜*)。

僕、やっぱ 劇団☆世界一団⇒Sunday。
この劇団、好きです。


追記

ラストシーンの"シングルマザーの女"のセリフと
ハロウィン小松の言うセリフ。
「でも、下ネタばっかりですよ。」

これが また胸にキュンときて。

あぁぁ。やっぱいいお芝居ですねぇ~。
ちなみに今日だけで本編とコメンタリー付で2回観てしまいました>はまりすぎ??笑

いや。でもいいお芝居です♪