いつか言おうと思ってた
転げた日々と 曖昧な君の声
「何のために生きているの?」
それさえもわからないのに
完璧なタイミングで風邪を引く君は
さよならのタイミングさえ 完璧だった
「私 電話は強いんですよ」
そんな言葉の声だけが
いつまでも左耳に残ってる
君は...
「いろんな人の話が聴きたい
そのために 生きていたい」
哲学的な表情で
消去しようとして
なにもかもを消去しようとして
想い出はいつも
病院のベッドの上で咳き込んで
君の言う 思いやりとは一体何?
夢は なんだったんだろう
「わからない そのことがくやしい」
「このままじゃ 何もかも中途半端になってしまう」
そして
僕はまた抜け殻になる
春がそれを思い出させる