我に還る
徒に“世界樹の葉“を煎じて振り返る
指切り
動悸
リビングルームのペペロンチーノ
キリキリ痛む肋骨を
剥き出しにした
君が生き返る
進んで
腹を抱えるだけの洞窟なのに
膝が手を叩く
ガクガク笑って怖じ気づく
どうしても
勇気が出なくって
“まもりのたね“
“かしこさのたね“
経験値稼ぎに勤しんだね
その裏で戦慄に怯えるのは誰?
“皮の泪“が重みを増して
明朗「快」計、勤勉ワーク、
いつもニコニコ、善人面の
昼
指が手を叩く
夜のしがんだコントローラー
オリーブオイル
ニンニク
唐辛子
繰り返し
連打、連打、連打して
捻挫する
頓挫する
泥濘を刻み込まれた
“鋼の偽善“が
ランダムウォーク
この夜を、踏み上げる
一段、また一段と、積み上げる
ペラペラ
イキる “勇者の証“
舌の先、片腹、脳の伝達部品…
ピリリ…ビリリ…。
君に還る
徒に“世界樹の葉“を炙って立ち返る
無惨な君が生き返る
僕の最高傑作が生き還る
世界が救われ
僕は新しい光の中で。
ねえ、
君はまだ生きているの?