幻想的な日々。はまだ我の手にない。

演劇とテレビと音楽。お笑いと小説と映画。そして幻想的な日々はまだ我の手にない。 でもあなたのことを想ったり。あなたの幸せを願ったり。詩を書くのも好き。ほんとはもっと明るく楽しい人生を送りたいだけなのに。。。難しいです。男の子でも女の子でもそんな年頃なのかもしれません。

マシンガン電池

いつも立ち寄るホームセンターの
特売ワゴンに
放り込まれた新商品は
単1形のアルカリ乾電池と同形で
名前を“マシンガン電池“と言っている

アルバイトと思われる店員の
説明によれば
その電池を左右同時に
2つ、耳の付け根に装着すれば
“粗い3秒間の沈黙のあとに
乾いた唇が独り言を連射する“


思いついたのは
Recommendで提案されたいつもの愛の歌

嘘にまみれたありがちな表現も
“愛してる“なんて虚ろなリズムも
全部、吐き捨てればいい

僕には無理だから


でも、整備不良で接触が悪いのか
僕はいつまでたっても的を射た無垢な言葉は発せないでいる

一緒に買った拡声器も
気付けば、マシンガン電池が死ぬほど必要らしい


次の週には
ミサイル電池に付け替えた
これはとても大きな丸型の
決して値引きされない高価な代物

自動追尾の本音がこぼれる

愛のエネルギー先?
それは、きっと君


“生きる為にはエネルギーが必要です!
売り切れ御免!1人2個まで!“

しなびた風にポップが揺れる

僕は機械か、ロボットなのか?
もう要らない
全部、壊れてしまえばいい

僕が思いついた