この想いは今日も丑三つ時をまわるだろう
草木も眠るたどたどしい季節の
まるで呪われたおぼろげな色彩に
カノン進行に導かれた夜の音色を聴いている
たしか、どこかの物理学者が言ってたんだよ
時間はみんなに平等ってわけでもないんだってさ
だからさ
君はわかっているのかな?
眠れない僕のこの遅々とした囚われの静寂(しじま)を
囚われの法則を
じゃれあった想い出もいつか丑三つ時に沁み入るだろう
草木も眠る騒がしい季節の
まるで呪われた清らかな触感に
カノン進行に導かれた記憶の音色を聴いている
たしか、どこかの国の詩人が言ってたんだよ
時間は矢だか弾丸(たま)だか分かんないけど戻ってこないんだってさ
だけど
ミサイルみたいにくっついてくるんだ
だけど
ロケットみたいに遠ざかるんだ
光の粒や波のように笑う君に連れられて
追いかけた僕のこの遅々としたいたいけな静寂(しじま)を
いたいけな音律を
草木も眠るささやかな丑三つ時に
やっぱり君には穏やかに眠っていて欲しいんだ
そういう呪いを僕はかけるんだ
この想いは時空を越えて丑三つ時にほのめくだろう
神様も眠る馨しい次元の
まるで呪われたうららかな感情に
カノン進行に導かれた人生(いのち)の旅路を
僕は歩んでいく
この呪いは決意