幻想的な日々。はまだ我の手にない。

演劇とテレビと音楽。お笑いと小説と映画。そして幻想的な日々はまだ我の手にない。 でもあなたのことを想ったり。あなたの幸せを願ったり。詩を書くのも好き。ほんとはもっと明るく楽しい人生を送りたいだけなのに。。。難しいです。男の子でも女の子でもそんな年頃なのかもしれません。

詩人になりたかった

それを正義と言いたいのだろう。

正義と悪を分別しようよ生まれたばかりの赤ちゃんが 微塵も持っていないものだからどうして僕らは完全無垢な 正義なままでは生きていけないのでしょう悪の心が今日もささやく高度に文明化されたこの世の中では 淫らに悪の範囲が拡がり続けるねぇ もしかして …

君を想い続けることなんて

それは簡単なことだと思う あなたを想い続けることなんて 星の数ほどある幸せさ 砂に書いた未来のあるべき姿さ雨が降った 梅雨っていう季節だそうだ遠くの方で車が走る タイヤと道路のいびつな摩擦音が聴こえる君は簡単なことだと宣う あなたを想い続けるこ…

気まぐれな4月

淡い桜色のフィルターが 世界にかかってしまったみたいだやる気のない午後に 君のことを思い出した今思えばあの春の嵐の中で 君の背中に羽根をつけてあげればよかった気まぐれな4月は 今年も ひとつ 歴史の年輪を重ねて愛情深い君への片鱗愛情深い君との解…

3月の終わりに眠れない夜があったとして

3月の終わりに眠れない夜があったとして 例えば100年後の世界を想像してもそこに僕はいないきっと でもねそれでも宇宙物理学者は100万光年先の見えない銀河を無と有の境界線を 既読にならないLINEをみては儚くも咲く夜の桜を君の黒髪を 淡い光の幼い…

嘘みたいな4月1日の夜だから

世界を包み込んだ哀しみを癒してくれるのは一体何なのさ? あの娘の笑い声君の歌声 歴史の重みを少しだけ感じるんだ 一緒に歩んだ年月が僕らを強くするあなたの偉大さを改めて心に刻みながら 改めて神に祈りながら 追悼の夜 嘘みたいな4月1日の夜だから

どこかの発明品

どこかの発明品 誰かにとっての正義 誰かにとっての悪僕らはいつも評価しあって 無意味な季節を食い潰す何が綺麗なの? 何が素敵なの? 桜 ワレワレハセカイヲセイフクシタ彼らはいつも上に立ちたがる 天こそが正義だと言わんばかりにじぁあさー 正義って一…

ミネストローネ

君の完璧なミネストローネスープが僕の胃袋を満たす 雪の夜には竜巻みたいな感情が 全身全霊を支配する 風をきって走るベース音いつまでも続く微熱体温 君がたまに褒めてくれたから僕は意気揚々と自慢する 原因不明で他言無用で放蕩無頼で穢れのない嘘みたい…

朧月夜~今日が満月だなんて知らなかった

今日が満月だなんて知らなかった君に貸したお金は戻っては来ないけどマスクをしたら眼鏡が曇った見上げた空には朧月夜晴天の空 地味に頭を振ってみた僕が貯金箱だったらとっくに頭をぱっくり割られて君との想い出はトレビの泉の水のように万人の望みを聞き入…

祝福。

世界に近しい完璧主義者が赤道線の真下で君を待っているアルコールの純度をあげてそうか 君は頭を隠すのか 排気規制にひっかかった少し大きめの旧モデルが希少性に裏打ちされた純粋性にうちひしがれている 雨に打たれないように二面性を隠さないように マス…

静寂。

うるさいだけの音に嫌気がさして僕は静かに眠りにつきたい会いたいだけの気持ちなら それはもう要らないから不必然な夜 いっそ今日に 壊れたらいいのに 「別離」と書いて君は何と読む?「永遠」と書いて君は何と読むのだろう 暗く明るい夜に君が通り過ぎるだ…

白い夜ならなんとなく

白い夜ならなんとなく ちょっとだけ 僕らの好きな歌 雨が降っている 君の失敗談を聞かせてよ だってそんなこと たいしたことない たいしたことないんだから よくあるフレーズで よくあるメロディーで 想い出を共有するなら 雪解けの季節に 君が好きな歌 雨が…

扇風機。

窓を開けても風が入ってこない こんな日は 扇風機 買おうと思った 人は変わりゆくもの さよならなんて きっと過ぎていく日々 君は 君は元気に暮らしてるのかな その矢先 心は涼しさを欲し始めて 僕は 僕は君を忘れてしまった ちょっとぐらい 風が吹いてもい…

風信子

ぐるっと回った 月の裏側のテントにひとり 君と語りあった夜 しとしとと微かな音をたてながら 雨をみていた 窓辺に軽いヒヤシンスの花 言葉を乗せて 風を信じて 僕らはたまに想い出によりかかる 単純に永遠の 途方もなく長い歴史の ほんの塵にもならない宇宙…

幕開け。

愛情のはじっこがもつれて泣いて 僕らは何を告白したかったんだろう。 劣等感なら腐るほど持っているから 今さら何をわかちあえる訳でもないのに。 記憶、それから 優しい共有感覚を 明日の朝 出来ることなら夜が明ける前に 君と。 見上げた空が 果てしなく…

愛なんて

愛なんて いつも嘘っぽくて いつもため息で いつもたどたどしくて 大嫌いだった 多分 君だった 今日も見た 午後8時半の窓の外 月が輝いて 君を思い出した 満月の夜は少しおかしくなる 想い出が姿を変えて 吠える 私はいつも月に向かって 愛なんて いつも嘘…

愛情を君に。

文学を君に。 せめてもの報いだ。 美しいメロディーを君に。 紡ぎだされる波の音色のような。 宇宙に広がる神秘を君に。 経験則が物を言う。 愛情を君に。 ただ静かに輝いて。 水に滲んだ風景画を君に。 いまわの際で君と見たかった夢。 あふれでる慈しみを…

あったかく

あったかく あったかく 月に恋するようになって 僕は少しだけ眠りが浅くなった あぶなっかしくて あどけない 心と矛盾した行動が 1000年後に ちいさな後悔になるのなら 月に恋して かわいくて 突き当たりの角部屋で かすかに 震えている 月が笑った 僕は い…

輪廻

気まぐれな感じの空を 今日も眺めているのかなぁ。 あなたにとっての幸せが 僕にとっての幸せであればいいから。 少し純度が高いチョコレート 頬張って笑った君をみる。 真冬に凍えた雪は もうすぐにでも溶けて。 君に会いに行く。 夜を越えて 僕らはまた 季…

境界線

地球の自転をなんとなく忘れちゃって 生と死の境界線を うまく繋ぎ止めるための勇気 嘘ばっかりついて君を困らせた でも、何が真実か ほんとは気付いていたのかなぁ 僕は自分勝手に自分自身の生を送る 愛情ってものの本質には まだまだ たどり着くことなど出…

アウター

どうせ嘘っぽい愛を歌おうよ 君と会えない日々なんて うざったい 生きてる価値もない どうせ嘘っぽい愛を叫ぼうよ 何も言いたいことがなくなって どうしても 心が動こうとしなくても 瞬間的に 君に会いたくなったら 誠実な言葉を いつもの 聴き覚えのあるメ…

いつか正しい方程式で

いつか正しい文法の いつか正しい方程式で いつか正しい定型文を いつか僕らは 最愛の いつか僕らは 想いの丈を いつか正しい愛し方で 小さい踏切で電車が通り過ぎるのを待ってた 小さな十字架と 駅前の白い君

12月16日 日曜日 深夜1時半

冬の夜の雨は何に例えたらいいのだろう 冷たい だけど 雪に変わるほどでもない 君と過ごした生活は僕に何を残したのだろう 愛しい だけど 抱きしめるほどでもない 静寂の中を 何万光年も向こうの空から 降り注ぐ雨 いつか 僕の記憶も 洗い流してくれたらいい…

10月の空が見たこともないほど晴天で。

10月の空が 見たこともないほど晴天で そっかぁ、君は元気なのかな?と思ったよ くぐもった世界の くぐもった声色で 愛をささやいても ちょっとだけ君が見せた苛立ちは 本音だったの? 素振りなのかなぁ 夕暮れ迫る電車の中で 唯一わかったことは 君に借りた…

歪み

文学的な君の唇が 世界をまるで一点の線にする 反時計回りの憂鬱に 君の短絡的なさよならを感じ取れるなら この世界は幸せ 嘘じゃない 嘘かもしれないけど 嘘じゃない 多分 嘘だと思うのだけれど 文学的な君の唇に 世界はまるで一点の線に丸め込まれて 僕ら…

想い出にかえて。

雨がやまないねぇ 君がぼんやりつぶやいた しばらくの休息は さよならを象徴するのだろうか 雨がやんだらね 君は虚空を見上げて まるで神様と交信するかのように 何か希望は生まれるのかなぁ 一通りの奇跡は けっこう街にあふれかえっていて 僕はそれらを 場…

世界が音に満たされる夜

世界が音に満たされる夜は 君の頭の中に流れる音に想いを馳せる 想い出に寄りかかりたい 全ての時を越えて 未来はここで終わるのかも知れないのだから 月が貼り付いてた夜空 君の肩越しの愛情 そして僕らはいつの間にか 性別を越えて 世代を越えて ただただ…

偶然

それが先天性なのか後天性なのか はっきり言って知らない 僕らは毒を脅かす 未然の正義のヒーローだ それが気まぐれなのか計算なのかは はっきり言って知らない 後戻りする道もある? ない ないないないない 絶対ない 僕らは声を圧し殺す 名もないロックンロ…

距離感

咳がでる しんどいなぁ 君がいない やっぱしんどい 夏至が過ぎた お別れの季節 急に降りだした雨 道を濡らして 戦闘機みたいな轟音で 喉の痛みは増していった 例えば 君と話した新兵器で 何とはなしに新世紀の宴 夢みたいな午後 まどろむ君の 短い憂鬱 想像…

夏の曲がり角

見えなくなった バイバイ さよならの向こう側で 飛び越えていく バイバイ 君とみた夏の曲がり角 リールで必死に 巻き戻して 巻き戻して あの日 雨が降ったから 僕はただただ君を愛おしく思った 少しだけ 涙を拭いたから 僕はただただその時の君を 今でも忘れ…

残像。

君が眠りにつく 同じ次元の同じ空気感で 僕は彷徨う よくある夜の独り言 もう一度 愛について それが 哲学でも信念でもなくて ただの残像だとしても 君が眠りにつく 感覚的に 笑いあえる関係の中では 僕は世界の裏側の 君を見ようとした 雨が降っている 透明…